“いい住まい、いい暮らし”の実現を競う、住宅施工例コンテスト

エコロジー賞リフォーム

LIXILリフォームショップ 竹内建設/竹内建設(株)様(北海道)

引継ぐ…H邸リフォーム工事

札幌市豊平区月寒東1条18−1−35

011-851-2430

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総評

築39年の戸建てリフォーム。寒冷な北海道において断熱強化は必須であるが、以前のサッシはアルミ単板ガラスで断熱材も十分に入っていない状況、地下のコンクリートからは熱橋の影響で床も冷たい状態だった。天井や床を発泡ウレタン等で厚く断熱するとともに、カバー工法の樹脂窓で開口部を強化し、断熱ドアも採用していることを評価したい。コストもリーズナブルと思われるなかで、ここまで性能を上げた設計者の力量が秀逸。

エコロジー賞新築

(株)リベスト様(岩手県)

A様邸

奥州市江刺区愛宕字橋本243

0197-35-7135

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総評

寒冷な岩手において、G2レベルの断熱を確保し、気密性も高い点を評価したい。設備計画がしっかりしていて分かりやすく、日射取得の考え方も丁寧に書き込まれている。太平洋側の冬期日射を活かした日射取得型のパッシブ手法も評価に値するほか、YUCACOシステムの採用により暖冷房計画も緻密にプランニングされている。屋根と一体化した太陽光発電を搭載してゼロエネ化も達成している点も優秀である。

エコロジー賞新築

(株)アイダ設計様(埼玉県)

BRAVO ZNEXT

さいたま市大宮区桜木町2−286

048-650-0222

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総評

リーズナブルなコストでG1レベルの断熱を確保するとともに、ZEHも達成している点を高く評価。隣接住戸の影響で、南側と西側からの日差しが望めないが、東に大きな窓とLDKに吹き抜けを設け上部からさし込む光を室内に誘導。壁面や床面をホワイトにすることでやわらかい光を回すなど、敷地条件を考慮した自然光導入の計画も称賛に値する。室内に風を取り入れるためのすべり出し窓の設置など快適さの追求も評価したい。

エコロジー賞新築

(株)メープルホーム様(石川県)

家族が「もっと」なかよくなるおうち

金沢市入江3−95

076-292-2124

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総評

建物の性能を高め、ゼロエネルギー住宅を実現。この事例の地域区分は6地域であるが、日本海側の立地で冬期日射が少ないことから、G2レベルの断熱を確保していることは重要である。気密性能も非常に高く確保されており、太陽光発電もエクステリアとよくなじんでいてデザイン性への配慮もうかがえる。吹抜けを設けることで気流の確保とともに、将来の隣接住戸建設に備えた自然光導入に配慮していることも評価に値する。

エコロジー賞新築

(株)中内工務店様(奈良県)

石木町の家

奈良市石木町672

0742-52-9430

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総評

盆地のため冬は寒く、夏は蒸し暑い気候の奈良において、G1レベルの断熱と高気密、熱交換換気を確保している点が優秀。また、通風、創風設計による方位ごとの開口部設計が丁寧に行われている姿勢も評価したい。南面の軒を深く出すことで夏の日射を遮蔽し、冬の暖かい日射を取り入れるように工夫するなど、パッシブデザインの計画も秀逸。太陽光発電は建物とよくマッチし、エネルギー収支ゼロの理想的なZEH住宅に仕上がっている。

エコロジー賞新築

(有)小沢工業様(島根県)

O様邸

松江市馬潟町356−5

0852-37-2511

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総評

地域区分が6地域でUA値0.27という非常に強力な断熱を施した事例。日本海側で冬期日射が限られる島根の気候を考慮し、このような防御型のパッシブ設計としたのは非常に現実的であり高く評価できる。熱負荷計算により夏の日射遮蔽を重視して庇を深く取り、太陽光発電も設置されている。暖房計画があるとなおよかったが、事前にシミュレーションをしっかり行って、最大限性能を高めたという姿勢を評価したい。

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