多趣味で物が多い生活スタイルを
収納プランで快適に

家づくりを依頼したのは、地元工務店の「柴木材店」。過去に両親が家づくりを依頼したことがあり、その仕事ぶりを見て依頼を決めました。ハウスメーカーにも相談していたのですが、打ち合わせなどのタイミングが合わず、うまく調整もできずに頓挫したので、スケジュールを含めた細やかな対応には本当に助けられました。また、土地探しから依頼していたため、検討中の土地でどんな家が建てられるのか相談できたので、その後のプランニングもスムーズに進められました。

家づくりの課題のひとつが、収納力。夫婦ともに多趣味で物が多く、これまでの家では収納不足が悩み。趣味のアウトドアグッズや食器、食材ストック、調理器具、子供のおもちゃなどが散らかりがちでした。新しい家では物をしっかりしまえて、「出しっぱなしにならない家」を希望していました。

家事動線をコンパクトにまとめ
日々の家事ストレスを軽減

玄関からパントリー、キッチンから玄関まで行き止まりのない回遊動線にしてもらったことで、家事動線を短縮。アイランド型のキッチンカウンターもぐるりと回れるので、２～3人で囲んでもスムーズに作業ができます。海外製の大型食器洗浄機を設置したので、片づけの手間を短縮。キッチンスペースの一角にはカウンターデスクを設置して、子供の勉強スペースとして活用しています。

キッチンからトイレ、洗面スペース、脱衣室、浴室までを1列に配置。パントリーから浴室まで最短距離で移動できるので、家事動線が短くなりました。毎日の掃除や洗濯を短い動線で進めることができます。

脱衣室には新たに購入したガス衣類乾燥機を設置していますが、2階のサンルームで室内干しすることもできます。日中外出している時や天候の悪い時でも、ストレスなく洗濯できるのは助かりますね。

庭のプランニングと家づくりを
工務店にトータルで依頼

1階リビングの大きな窓には、格子戸と障子を入れています。外からの視線が気になる時は格子戸で遮り、日差しが強い日は障子で光をやわらげて落ち着いた雰囲気に。サッシを全開口にするとデッキから庭にダイレクトにつながり、気持ちよい開放感が味わえます。

庭の施工や植栽についても「柴木材店」に相談したので、建物と庭とがうまく融和している点も気に入っています。庭は雑木を中心に植栽。晴れた日も素敵ですが、雨で濡れて艶が増した庭木を眺めるのも楽しみです。

1階リビング横には、趣味の音楽室を配置。リビングとの仕切り壁に「インプラス」（LIXIL）を2重に入れて、防音効果を高めています。楽器の練習をしている時もリビングの家族の様子が伝わるので、孤立感もありません。私たちのこだわりを「柴木材店」が実現してくれたおかげで、納得のいく住まいとなりました。