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  今回の料理教室の会場を提供して下さったのは、千葉県の住まい設計工房バウハウス様。断熱性に優れた工法を採用し、薪ストーブ1台で家中を温かく保てる住まい。予約制で見学もできるモデルハウスの薪ストーブをお借りして料理教室を開催しました。

  
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  まずは肉の下準備。サーロインのブロック肉を使いました。ご参加の皆様の中にも2名ローストビーフを作ったことがある方がいらっしゃいましたが、薪ストーブを使ってダイナミックに調理するのは皆様はじめて。期待が高まります。

  

  

  お肉は作りやすさも考えると500ｇ以上のブロックで用意できると理想的。
  肉の部位はお好みで選んで頂いて大丈夫ですが、盛り付けのイメージで選んでも良いカモ。今回のようにサーロインならば大きくカットして盛り付けができます。モモ肉やフィレならばお箸で食べやすいスライスにしやすいです。オージービーフやアメリカンビーフなどのリーズナブルなお肉でも柔らかく美味しい仕上がりになりますよ。

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  脂身の下にある固い膜の部分を、ナイフで削ぐようにカットして取り除きます。筋があればそれも取り除き、焼いているときに型崩れしないようにタコ糸で縛っておきます。新聞紙を縛るように縦に回した糸を交差して横に回して…と繰り返すイメージでアバウトで大丈夫！面倒ならタコ糸で縛る工程は省略しても構いません。

  

  

  お肉は2～3時間前に冷蔵庫から出して室温になじませましょう。この工程は絶対に省略しないでください。
  お肉のお掃除とタコ糸で縛る工程に自信がない方はお肉屋さんにお願いしてみて。
  お掃除でとった脂身や筋は捨てずに、野菜のクズと一緒に煮込んでブイヨンを作ったり、その筋は煮込み料理としても楽しめます。

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  薪ストーブの炉内で肉の表面を焼きます。薪でこんがり焼けたおいしそうなお肉に歓声が上がります！表面が焼けたら、こんどは薪ストーブ上にのせてじっくりととろ火調理で内部に火を通していきます。肉から染みだしてくる肉汁は、別の鍋に移してワインとニンニクを加えて煮詰め、ソースにします。

  

  

  表面を焼いたら、低温調理で中までゆっくりと火を通していきます。お肉の弾力や串を刺して中の温度を確かめていきます。そのあとしっかり休ませてからカット。カットしたときに赤い汁が出てくることがありますが、血ではありませんのでご心配なく。ミオグロビンという色素タンパクです。

  
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  空いた薪ストーブ炉内では、つけあわせ野菜をロースト、前菜に使うバゲットの薄切りも薪ストーブ内でこんがりと焼きます。

  
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  その間に前菜のハムのムースを作っておきます。スプーンでくるっと丸く盛り付けて、オリーブのペースト・ケイパー・ハーブを添えます。

  
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  お料理と一緒に召し上がっていただくバゲットは、カットしないで長いまま水で濡らしてから薪ストーブの中で1～2分焼きます。外側は香ばしくカリカリ、中はもっちりとして驚きの美味しさが楽しめます。今回も、お車でお越しの方が多くいらっしゃるためワインのご用意は控えましたが、ペアリングのヒントをレシピに掲載しています。ダウンロードもできますので、ワイン選びの参考にご覧になって下さい。

  

おいしくできました！

• ▶︎ローストビーフのレシピをダウンロード
• ▶︎ハムのムースのレシピをダウンロード
• ▶︎チョコレートケーキのレシピをダウンロード
• ▶︎ワインコラムをダウンロード

料理教室

【開催日】
2020年2月22日（土）
【講師】藤山 朗子
Photo by 村山 勉

あなたの街にも料理教室が
やってくるかも？
ぜひご参加ください。