実面積以上の空間の広がり感と、子育てしやすい間取りをテーマに、スキップフロアを計画しました。
水まわりは全て中2階に統一。中2階から1階のリビングや小上り和室まで一つのオープンな空間で間取りを構成し、家事・炊事をしながらでも常に小さなお子様を目の届く範囲で見守れるようになっています。
世帯属性 | 単世帯 |
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建物種類 | 一戸建て |
工法 | 木造軸組 |
階数 | その他 |
立地属性 | 郊外型 |
延床面積 | 149.33m2 45.17坪 |
所在地 | 福岡県福津市 |
特長 |
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中2階にあるダイニングキッチン。
ダイニング天井は勾配天井にして、窓の高さは目線よりも高い位置に設置。
キッチン前の造作カウンターは、洗い場での作業時の手元が隠れる高さになっていてます。
水まわりを全て中2階に統一して家事動線を短くしました。
収納スペースは生活動線を意識した、使い勝手の良い位置に配置。
効率の良い家事動線・生活動線とすることで作業効率が上がり、時短にもつながります。
スタディコーナーとは、リビングやダイニングの一角に設ける学習用スペースのことです。それ以外にも、パソコンや読書をする場所としても活用できます。
家族が集まる空間にスタディコーナーがあれば、親からの目も十分に届き、子供の勉強を見守ることができます。
当建物テーマである「実面積以上の広がり感と子育てしやすい間取り」にスキップフロアを採用するうえで、パッシブデザインとすることも意識しました。断熱と遮熱を考えるとともに、全ての部屋に自然光が入るよう吹抜けを設け、南からの日差しを効率よく室内へ取込むことや、室内窓で光や風を通す設計の工夫を検討しました。
小上りになった和室は、間仕切り壁や扉を設けずにリビングとつながっています。
生活の中心であるリビングとつなげることで、洗濯物をたたんだり、ちょっと横になったり、幼児のお昼寝やおむつ替えの場所としてなど...様々な用途で有効に活用ができます。
白色を基調とした明るい雰囲気の子供室。壁際には腰掛けカウンターを施工しています。
天井は格納式のはしごが組み込んであり、そのはしごを降ろせば、8.5帖の屋根裏部屋へと続きます♪
今は一部屋の子供室ですが、お子様の成長に合わせて将来は間仕切り壁で部屋を2つに分けられるようにしています。
シューズクロークには上り口を設け、通り抜け(ウォークスルー)できるようにすることで、家族用と来客用で靴を脱ぎ履きできる空間を分けています。
シューズクローク経由で家に上がれる家族用の動線を確保することで、靴が散らかっていても目隠しになります。
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