和風の二世帯住宅です。全体のバランスを考えながら、細かいデティールも考えて設計施工しています。例えば、2階のベランダの庇がなかったら、間が抜けてしまいます。その高さ、大きさも全体を考えながら決めています。
世帯属性 | 2世帯 |
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建物種類 | 一戸建て |
工法 | 木造軸組 |
階数 | 2階建 |
立地属性 | その他 |
延床面積 | 178.86m2 54坪 |
所在地 | 埼玉県川越市 |
特長 |
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蔵で使われる置き屋根という工法を取り込みました。太陽光で温められた屋根の熱が、通気層があることで、その下の部屋には伝わりにくくなっています。
隣地などの関係で軒が出せないため、その横の屋根はネズミ返しをイメージして軒が浅くてもバランスの良い屋根にしています。
正面の中庭には、お客様がこれから木を植えて彩を加えていきます。その中庭が見やすい大きい窓を付けました。土間部分の一画下がった天井は女竹の天井が張ってあります。
下駄箱の天板は厚く堂々とした欅を使っています。
テレビ下の収納は出っ張らせず、壁の中に納め壁掛けテレビを付けます。配線も裏に入れてデッキやゲームにつなげられ、スッキリします。
畳と床の段差をなくし、家族が集まっても目線の高さが変わらずおしゃべりが出来るリビングになっています。