ご高齢のご夫婦が生活しやすいようコンパクトに計画。旧宅のような広大な来客空間は最小限にまとめ、廊下やWCの巾の検討、室内干し室や、収納計画まで提案した。全館空調システムを搭載して省エネを図るとともに、ヒートショックのリスクを低減した。
コメント | 現在のお住まいが古くて大きく、リフォームを繰り返していたが、家族の人数が減り、光熱費も高騰していて、「3人で快適に住める家に建て替えたい」とのご要望から計画がスタートした。その他のご要望は「4台分のカーポート」と、「万一の大災害時でも避難所に行かなくてもよい家」であった。 |
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世帯属性 | 単世帯 |
建物種類 | 一戸建て |
工法 | 木造軸組 |
階数 | 2階建 |
立地属性 | 郊外型 |
延床面積 | 131.81m2 |
所在地 | 岐阜県岐阜市 |
特長 |
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熱損失の対処のため小さな窓しか設けない家が多い中、オーナー様が旧宅の大きな掃き出し窓に使い慣れてみえたため、あえて掃き出し窓を多用したが、アルゴンガス入りトリプルガラスにて熱損失を最小限に抑えた。気密には不利な玄関引き戸も採用しながら、サッシ以外の隙間を徹底的に埋めC値は0.24を達成した。
主寝室には、ウォークインクローゼットを隣接した。アクセントクロスを落ち着いたブラウンでコーディネート。ドレッサーを造作して、お気に入りの壁付照明とミラーを取り付けた。