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当該敷地は住宅分譲地の一画。西、南側は道路に面した角地の為、周辺住民が住宅地を出入りするのに建物が建つと見通しが悪くなる土地であった。その為、1階の道路側を凹ませ、周辺住民に配慮。おのずと建物の形状は決定した。
外観の凹ました部分に外物置とDIYスペースを配置。DIYスペースは日常はサイクルポートとしても利用できるようにした。
下足入れは造作。正面の冷暖房のパネルヒーターは程良い目隠しの間仕切りとして設置。
玄関のすぐ隣に手洗器を設置。2階に配管を上げる為のパイプスペースは設計者にしかわからないように、細部にまでこだわった設計。
仕上げは有機質と無機質を空間に配置し、内外観共にシンプルなモダンとした。食卓のテーブルを始め、ベンチも造作。
見せる収納と隠す収納により、キッチン廻りを重い印象としない。上部の見せる収納は見付をテーパーに加工することで、線を細く見せ、すっきりと見せる。
LDKは低めの天井と吹抜けにより、高さにメリハリをつけた。2階の間仕切りの上部は開放し、冷暖房の効率を図る。
大工による造作階段。スケルトンとすることで、圧迫感のない空間とした。階段下にはソファーを設置し、無駄なく使用できる。
地域柄、強風による砂が舞う為、洗濯物は外干しが出来ないので、室内干しができるスペース。干した物が外から見えにくい窓配置等、様々な工夫が施されたスペース。
吹抜けの上部から1階へ光を取り込む。住宅地ということもあり、外から見えにくい窓配置。