総評
周囲を遮るものがない、日射取得において良好な環境を生かして太陽光をしっかりと確保。夏の日差しは大屋根と下屋を出すことで程よく遮蔽し、気持ちよく暮らせる環境を提供している。樹脂サッシやEVコンセント、第一種全熱交換換気システム、断熱浴槽、節水水栓など、省エネのための高性能設備の採用にも積極的。また全棟において気密測定やパッシブ設計を行う、同社の堅実な仕事ぶりも高い評価へとつながった。
総評
高性能なスーパーウォールパネルを採用し、天井部には断熱材をダブルで施工。またハイブリッド窓を採用するなど標準的な断熱施工を丁寧に行い、HEAT20のG2グレードを達成させている。さらに、全館換気空調システムを搭載し、寒冷な多雪地帯でも快適な住環境を実現。冬期は自然光で室内を温められるように窓配置を行い、夏期の強い日差しは約1mの庇で遮ることで、計画的な日射取得・遮蔽を行っている。
総評
HEAT20のG2グレードを実現し、UA値0.34W/u・k、C値0.19cm2/uの建物性能を確保。LDKを開放的に演出する吹抜けには高所用窓を設置し、温度差換気ができるように設計されている。効果的に日射取得・日射遮蔽するための窓の配置計画を行いながら、外観はすっきりとした印象に。また全棟において、長期優良住宅許認可取得やUA値0.34 W/u・k、耐震等級3を実現する会社全体の取り組みについても高く評価された。
総評
佐賀県初のパッシブハウス申請予定事例。UA値は0.2 W/u・k、C値は0.11cm2/uと高い断熱性・気密性を実現している。袖壁を独立させ、断熱材を先行して下屋から立ち上げるなどヒートブリッジ対策を講じた建物形状や、外部ブラインドによる日射コントロールなど、使用エネルギーを最小化するための地道な頑張りも好印象。HEAT20のG3レベルをクリアする会社としての取り組みで、今後も地域をリードしてもらいたい。
総評
新しい住まいに、適切な採光がとれた明るい空間と高い性能を望んでいた施主の要望に応え、UA値0.37W/u・Kの断熱性能とC値0.36?/uの気密性を実現。明るい光がさし込む南側の開口には深い軒を設けて夏の強い日射を遮蔽し、さらに北側に設けた高窓で、自然光をうまく取り込んでいる。LCCM 住宅の提案と全棟において高い性能の実現、パッシブデザインと高効率設備の標準化を行う会社の取り組みも高く評価された。
総評
積雪が2mにもなる多雪地帯。雪に備えて軒をしっかり出しつつ、四角の大きな壁と2階の屋根を組み合わせ、立体的な外観に仕上げている。UA値0.35 W/u・k、C値0.35cm2/uと高い性能でHEAT20のG1グレードを実現。ZEHの達成率が低い山形県において、ZEH化率100%を標準化する会社としての取り組みも高く評価された。室内は南向きの開口部から入る自然光が心地よく、安心して暮らせる快適な住環境を提供している。