いい家ネット

  • 工務店を探す 工務店を探す
  • 施工事例を探す 施工事例を探す

    • 新築
    • リフォーム
  • 受賞作品を探す 受賞作品を探す
  • 家づくりNavi
  • いい家ネットとは
  • 掲載希望会社様へ
  • お気に入り お気に入り
インスタグラム
いい家ネット
インスタグラム
  • 工務店を探す
  • 施工事例を探す(新築)
  • 施工事例を探す(リフォーム)
  • 受賞作品を探す
  • 家づくりNavi
  • いい家ネットとは
  • お気に入り一覧
  • 工務店ランキング
  • ご掲載希望の工務店・リフォーム店
    (ビジネス向け)
  • 個人情報保護方針
  • 利用規約
  • リンクおよび表示について
  • ご利用の環境について

LIXIL

Copyright© LIXIL Corporation. All rights reserved.

  • いい家見つかる「いい家ネット」
  • 家づくりNavi
  • 特集
  • ガレージハウス特集
  • 愛知県
  • 愛知県でガレージハウスを建てるなら|費用相場・補助金・施工事例・工務店|いい家ネット

特集

愛知県でガレージハウスを建てるなら|費用相場・補助金・施工事例・工務店|いい家ネット

愛知県でガレージハウスを建てる費用相場は、土地を除いた注文住宅で建設費4,402.8万円、土地から購入する土地付注文住宅では所要資金5,830.4万円です(住宅金融支援機構の2025年度調査)。1㎡当たりの建設費は平均36.1万円。本記事では、費用の実額、ガレージ部分の容積率緩和、ガレージハウスでも使える補助金、名古屋の気候を踏まえた換気・結露対策、県内工務店の施工事例まで、すべて一次データの出典・取得日つきで解説します。

■目次

  1. 愛知県でガレージハウスを建てるポイント
  2. 愛知県でガレージハウスを建てる費用相場と使える補助金
  3. 失敗しないガレージハウスの間取り・デザイン選び
  4. 愛知県のガレージハウス 施工事例
  5. 愛知県でガレージハウスが得意な工務店・ハウスメーカー
  6. 愛知県のガレージハウスに関するよくある質問

愛知県でガレージハウスを建てるポイント

ガレージハウスとは、住まいのなかに車庫(ガレージ)を組み込んだ住宅のことです。愛車やバイクを雨風から守り、リビングから眺めたり、車いじり・DIYの趣味空間として使ったりと、車を「暮らしの一部」として楽しめるのが魅力です。とりわけ愛知県は、車の保有台数が全国トップの土地柄。ここでは、愛知県でガレージハウスを建てるときに押さえておきたい5つのポイントを整理します。

ポイント1:ガレージ部分は「容積率の計算」で優遇される

ガレージハウスを建てるうえで、まず知っておきたいのが「容積率」の扱いです。容積率とは、敷地面積に対して建物の延べ床面積(各階の床面積の合計)が占める割合の上限で、土地ごとに定められています。ガレージは車を収める分だけ床面積を使うため、「その分だけ居室が狭くなるのでは」と心配される方が少なくありません。

容積率における自動車車庫等部分の不算入の概念図。ガレージは延べ床面積の5分の1を限度に容積率の計算から除外できることを示す図

延べ床面積の5分の1まで、容積率から外せる

建築基準法施行令第2条第1項第4号イでは、自動車車庫など車の駐車のための部分(「自動車車庫等部分」)が定義されています。同条第3項第1号により、この自動車車庫等部分は、建物の各階の床面積の合計に「5分の1」を乗じた面積を限度として、容積率を算定する延べ面積に算入しないと定められています。

※図は制度の考え方を示した参考図です。

かみくだくと、建物全体の延べ床面積の5分の1までにおさまるガレージであれば、その床面積は容積率の計算から外せるということです。容積率にゆとりの少ない土地でも、車庫を確保しながら居住スペースを取りやすくなる、ガレージハウスならではの利点です。

なお、この「5分の1」のルールはあくまで容積率(建築基準法)に関する制度です。世間では「延床の5分の1以下なら固定資産税がかからない」といった説明も見かけますが、固定資産税は別の制度であり、混同しないよう注意が必要です。固定資産税の扱いは、後述のよくある質問でも触れます。

ポイント2:愛知県は乗用車保有台数「全国第1位」の車社会

愛知県でガレージハウスの需要が高い背景には、この地域ならではの車事情があります。愛知県統計課によると、2023年3月末時点の愛知県の乗用車保有台数は422万2206台で、全国第1位です。トヨタ自動車の本社を擁する豊田市をはじめ、日常の移動を車に頼る世帯が多く、1家に複数台を持つ家庭も珍しくありません。

車が生活に欠かせない土地では、愛車を安全に保管でき、趣味としても楽しめるガレージハウスの価値が高まります。愛知県の新設住宅着工は2025年度(令和7年度)で49,661戸、うち一戸建て・長屋建は30,128戸(構成比60.7%)と、持ち家を新築する母数も大きい地域です。「せっかく建てるなら愛車と暮らせる家に」というニーズを受け止めやすい環境が、愛知県にはそろっています。

ポイント3:名古屋の気候を前提に「換気・結露」を設計する

ガレージハウスで見落とされがちなのが、車庫内の空気環境です。気象庁の平年値(1991〜2020年の30年平均)によると、名古屋の最も暑い8月は月平均気温28.2℃、日最高気温の平均は33.2℃。年間降水量は1,578.9mmと、夏の蒸し暑さがうかがえます。

密閉性の高いビルトインガレージは、夏場に高温・多湿になりやすく、車の湿気や結露、カビの発生につながることがあります。反対に、名古屋の最も寒い1月は日最低気温が平年で1.1℃まで下がり、冬は底冷えもあります。こうした温度・湿度の変化から愛車と住まいを守るには、換気設備や断熱、シャッターの通気、除湿の計画を設計段階から組み込むことが大切です。とくに、居住空間とガレージが一体になるビルトイン型では、車の排気ガスや湿気が室内に回らないよう、ガレージ側の換気を独立して確保する設計が効いてきます。工務店を選ぶ際は、この換気・結露対策をどこまで具体的に提案できるかも、実力を見きわめる手がかりになります。

ポイント4:ガレージハウスは「木造の2階建て」が主流

いい家ネットに掲載されている愛知県のガレージハウス事例を見ると、その多くが木造の住宅です。愛知県の住宅着工統計でも、2025年度の木造は30,864戸で構成比62.1%を占め、県内の家づくりは木造が主戦場であることがわかります。

また、平屋がワンフロアで完結するのに対し、ガレージハウスは1階に車庫を設けて上階に居室を重ねる「2階建て」が主流です。いい家ネット掲載の愛知の事例でも、個別ページで裏取りできたもののうち、2階建てが平屋を上回りました。限られた敷地に車庫と居住スペースの両方を確保するには、上へ空間を積む2階建てが合理的だからです。もちろん、敷地に余裕があれば平屋にガレージを組み込むプランも人気で、愛知県内にも実例があります。平屋そのものの選び方は、愛知県で平屋を建てるなら(愛知県の平屋特集)もあわせてご覧ください。

ポイント5:ビルトイン・独立・カーポートの違いを知る

車を置くスペースには、大きく3つのタイプがあります。それぞれの特徴を、費用の大小ではなく暮らし方の違いから整理します。

ビルトインガレージ(インナーガレージ)

  • 建物のなかに車庫を組み込むタイプ。本記事が主に扱うガレージハウスは、このタイプが中心です。
  • 居住空間と一体のため、雨に濡れずに車と家を行き来でき、リビングから愛車を眺める楽しみ方もできます。
  • 天候や防犯に強い一方、換気や騒音への配慮が設計のポイントになります。

独立ガレージ(離れ)

  • 母屋とは別に建てる独立した車庫です。
  • 車いじりの音やにおいが住まいに伝わりにくく、あとから増設しやすいのが利点です。
  • 建物が別棟になるため、敷地の広さが必要になります。

カーポート

  • 柱と屋根だけの簡易な車庫です。
  • 設置しやすい一方、壁がないため、車を風雨や盗難からしっかり守る用途には向きません。

愛車をどこまで守りたいか、趣味の空間として使いたいか、敷地にどれだけ余裕があるか。この3点で、自分に合ったタイプが見えてきます。

※3タイプの金額の比較は各社の見積もりでご確認ください。

出典(本セクション)

  • 住宅着工:愛知県『新設住宅・建築物 令和7年度』 https://www.pref.aichi.jp/soshiki/kenchikushido/chakkoutoukei.html
  • 気候:気象庁『過去の気象データ検索(名古屋・平年値1991〜2020年)』 https://www.data.jma.go.jp/stats/etrn/view/nml_sfc_ym.php
  • 乗用車保有台数:愛知県統計課『愛知県の「乗用車保有台数」は?』 https://www.pref.aichi.jp/soshiki/toukei/jyoyosha.html
  • 容積率(自動車車庫等部分):e-Gov法令検索『建築基準法施行令』第2条 https://laws.e-gov.go.jp/law/325CO0000000338

※出典の取得日はいずれも2026年7月21日時点です。

愛知県でガレージハウスを建てる費用相場と使える補助金

ガレージハウスの費用は、大きく「建物本体(建築費)」と「土地」に分かれます。ここでは、愛知県の実額データで全体像をつかんだうえで、面積別の費用の目安、市ごとの土地価格、そしてガレージハウスの新築でも使える補助金を、順を追って解説します。

愛知県の費用相場(実額)

住宅金融支援機構の2025年度フラット35利用者調査によると、愛知県で注文住宅を建てた場合の費用は次のとおりです。

区分 建設費 土地取得費 所要資金
注文住宅(すでに土地がある場合) 4,402.8万円 ― ―
土地付注文住宅(土地から購入) 3,911.8万円 1,918.6万円 5,830.4万円

※土地付注文住宅の「所要資金」5,830.4万円は、原資料の建設費3,911.8万円と土地取得費1,918.6万円を単純合算した編集部算出値です(原資料に「所要資金」の列はありません)。

すでに土地をお持ちの方は、建物にかける建設費が4,402.8万円前後、土地から探す方は建物と土地を合わせて5,830.4万円前後が、愛知県のひとつの目安です。参考までに、全国平均の注文住宅の建設費は4,259.1万円、全国の土地付注文住宅は建設費3,737.6万円+土地取得費1,575.3万円です。ガレージハウスの場合、上記の建物本体費用に、ガレージ(車庫)部分の工事費が加わる点にご留意ください。

1㎡・1坪あたりの建設費

同じ調査で、愛知県の注文住宅の1㎡当たり建設費は、平均36.1万円、中央値35.7万円でした。1坪=約3.30578㎡で換算すると、坪単価は約119.3万円/坪(36.1万円×3.30578=約119.3万円/編集部算出)となります。坪単価は工法や仕様で上下しますが、規模から総額をざっくり見積もるときの目安になります。

面積別の費用モデル(建物本体)

上記の1㎡当たり平均建設費36.1万円をもとに、延床面積ごとの建物本体費用の目安を試算しました。ガレージ部分を含む延床面積で計算しています。土地代は含まれません。

延床の目安 面積(㎡) 建物本体の費用目安
20坪 約66.1㎡ 約2,387万円
25坪 約82.6㎡ 約2,983万円
30坪 約99.2㎡ 約3,580万円
35坪 約115.7㎡ 約4,177万円
(参考)愛知県の平均住宅面積 約36.8坪 121.7㎡ 約4,393万円

※本表は、愛知県の1㎡当たり平均建設費36.1万円に各面積を乗じた編集部算出のモデル値です(1坪=3.30578㎡で換算)。実際の費用は工法・仕様・ガレージの規模や仕上げによって変わります。目安としてご覧ください。

「建設費4,402.8万円」と上表の金額の関係

  • 4,402.8万円は、この調査で実際に建てられた住宅の平均住宅面積121.7㎡(約36.8坪/1坪=3.30578㎡で換算・編集部算出)に対する実額の平均です。
  • 上表の20〜35坪の行は、それより小さい延床面積を前提に試算しているため、金額も低く出ます。
  • 上表の最終行(平均住宅面積121.7㎡=約4,393万円)が4,402.8万円とほぼ一致することからも、両者は同じ1㎡当たり単価36.1万円から導かれた整合的な数値であることをご確認いただけます。
  • ご自身の希望する延床面積に近い行をご覧ください。

市によって変わる「土地」の価格

建物本体の費用は県内で大きくは変わりませんが、ガレージハウスは車庫の分だけ広い敷地や延床が必要になるため、土地代の市差が総額を左右します。国土交通省の地価をもとに愛知県がまとめた令和8年(2026年)地価公示によると、愛知県の住宅地の平均価格は132,100円/㎡で、前年から+1.8%。市別では次のような差があります。

市 住宅地の平均価格 変動率
愛知県(平均) 132,100円/㎡ +1.8%
名古屋市 230,000円/㎡ +3.1%
豊田市 122,000円/㎡ +1.1%

同じ愛知県内でも、名古屋市の230,000円/㎡と豊田市の122,000円/㎡では、土地代に大きな開きがあります。ガレージハウスは車庫を含めた広さを確保する必要があるため、地価の落ち着いた市やエリアを選ぶことで、総額を抑えながら理想の広さを実現しやすくなります。トヨタ自動車の本社があり車社会の象徴でもある豊田市は、名古屋市に比べて住宅地の価格が落ち着いており、広い敷地を活かしたガレージハウスとも相性のよいエリアです。

ガレージハウスでも使える補助金

ここは愛知県で家を建てる方が見落としがちなポイントです。ガレージハウス専用の補助金はありませんが、省エネ性能の高い新築住宅として、国や自治体の補助金の対象になりえます。対象になる・ならないの別まで整理します。

国の補助金:みらいエコ住宅2026事業

国土交通省の「みらいエコ住宅2026事業」は、省エネ性能の高い新築住宅への補助制度です。補助額は住宅の性能区分で分かれます。

住宅の区分 補助額(新築) 主な対象
GX志向型住宅 110万円/戸 すべての世帯
長期優良住宅 75万円/戸 子育て世帯・若者夫婦世帯
ZEH水準住宅 35万円/戸 子育て世帯・若者夫婦世帯

「GX志向型住宅」はとくに高い省エネ性能を備えた住宅、「長期優良住宅」は長く良好な状態で使えるよう認定基準を満たした住宅、「ZEH(ゼッチ)水準住宅」は断熱・省エネで高い水準を満たした住宅を指します。第2期の受付期間は2026年5月13日〜12月31日です(ただし、注文住宅のZEH水準住宅は2026年9月30日までと受付期間が短く設定されています)。

なお、補助額には寒冷地(1〜4地域)向けの加算があります。愛知県内では、名古屋市・岡崎市・一宮市・春日井市など県内の大部分が6地域で、GX志向型住宅は110万円/戸が基本です。一方、豊田市(旧稲武町に限る)・設楽町(旧津具村に限る)・豊根村のみが4地域に該当し、GX志向型住宅で125万円/戸など高い加算を受けられます。豊橋市は7地域です。加算の有無はお住まいの地区で必ずご確認ください。

自治体の補助金:名古屋市の例

自治体の補助金は、市によって新築が対象かどうか、補助額がいくらかが分かれます。ここでは代表例として、名古屋市の制度を紹介します。

制度(実施主体) 新築住宅の対象 補助の例
名古屋市 住宅等の脱炭素化促進補助 対象 ZEH 10万円/ZEH+ 20万円/GX志向型住宅 30万円(1件あたり)
名古屋市 太陽光発電設備(同上制度内) 対象 築10年以内の住宅に設置で1kWあたり2万円(上限9.99kW)
愛知県 住宅用地球温暖化対策設備導入促進費補助金 設備が対象(市町村経由) 太陽光・蓄電池・V2H等の設備補助。住宅取得そのものへの補助ではない

名古屋市の「住宅等の脱炭素化促進補助」は、市内に戸建て住宅を新築する場合が対象で、ZEHなら1件あたり10万円、GX志向型住宅なら30万円が補助されます。太陽光発電を築10年以内の住宅(新築を含む)に設置すれば、1kWあたり2万円(上限9.99kW)も上乗せできます。

一方で注意したいのが、愛知県の補助金の位置づけです。愛知県の「住宅用地球温暖化対策設備導入促進費補助金」は、住宅の新築に合わせて太陽光発電や蓄電池などの設備を設置する人も対象になりますが、あくまで「設備」への補助であり、住宅の取得そのものへの現金給付ではありません。しかも、この県補助金はすべて市町村を通じて交付されるため、補助対象や補助額、受付期間は住んでいる市町村によって異なります。名古屋市以外にお住まいの場合は、居住予定の市町村の制度を個別にご確認ください。

補助金は年度ごとに予算・受付期間・要件が変わり、予算到達で早期終了することもあります。着工前に、必ず各自治体の最新の公募状況をご確認ください。

出典(本セクション)

  • 費用:住宅金融支援機構『2025年度フラット35利用者調査』集計表(注文住宅/土地付注文住宅) https://www.jhf.go.jp/about/research/loan/flat35/2025.html
  • 地価:愛知県『市区町村別・用途別標準地数、平均価格、平均変動率(令和8年地価公示)』 https://www.pref.aichi.jp/soshiki/toshi/0000059682.html
  • 国の補助金:国土交通省『みらいエコ住宅2026事業』 https://mirai-eco2026.mlit.go.jp/
  • 地域区分:国土交通省『みらいエコ住宅2026事業 交付申請の手引き 別紙6』 https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/content/002007346.pdf
  • 名古屋市:名古屋市『令和8年度 住宅等の脱炭素化促進補助』 https://www.city.nagoya.jp/kurashi/kankyou/1012424/1012443/1012445.html
  • 愛知県補助金:愛知県『住宅用地球温暖化対策設備導入促進費補助金』 https://www.pref.aichi.jp/soshiki/ondanka/0000004471.html

※取得日:費用は2026年8月22日時点(2025年度集計表の公開日は2026年7月24日)、名古屋市は2026年8月4日時点、その他は2026年7月21日時点です。

失敗しないガレージハウスの間取り・デザイン選び

ガレージハウスの住み心地は、間取りと屋根、そして敷地の使い方で大きく変わります。ここでは、代表的な間取りパターン、屋根形状の選び方、必要な土地の広さの考え方、そして予算帯別のイメージを整理します。

人気のガレージハウス 間取りパターン3選

ガレージハウスの間取りは、車庫を建物のどこに、いくつ組み込むかで暮らし方が変わります。代表的な3タイプを紹介します。

1台ビルトイン型ガレージハウスの参考間取り図。1階の一角に車1台分のガレージを組み込んだ配置イメージ

1台ビルトイン型

1階に車1台分のガレージを組み込む、もっともスタンダードなタイプです。ガレージ内に玄関やホールへの動線を設ければ、雨の日も濡れずに家に入れます。限られた敷地でも実現しやすく、都市部のガレージハウスの入門形とも言えます。

2台ビルトイン型ガレージハウスの参考間取り図。1階に車2台分のガレージを横に並べた配置イメージ

2台ビルトイン型

車を2台収めるタイプです。ファミリーカーと通勤用、あるいは趣味の車と日常用など、複数台を持つ世帯に向きます。乗用車保有台数が全国一の愛知県では、1家に複数台を持つ家庭が多く、このタイプの需要が高いのが特徴です。豊田市のフジケンによる「ビルトインガレージつき/L字型の平屋のお家」のように、L字型に建物を曲げてガレージと居住空間を分けた設計も人気です。

平屋+ガレージ型の参考間取り図。平屋の居住棟にガレージ棟を横付けした配置イメージ

平屋+ガレージ型

ワンフロアの平屋に、ガレージを横付けまたは組み込むタイプです。階段のないバリアフリーな暮らしと、愛車を身近に置く楽しみを両立できます。知多市のアニバーサリーホームによる「開放感あふれるオープンガレージのある平屋」のように、敷地に余裕のあるエリアで選ばれています。

※図はいずれも参考間取りで、実在物件の図面ではありません。

平屋のプラン全般については、愛知県の平屋特集もあわせてご参照ください。

屋根形状の選び方

ガレージハウスは、車庫の分だけ横に長い外観になりやすく、屋根の形が全体の印象を大きく左右します。代表的な形状の特徴を整理しました。

屋根形状 特徴 コスト感 向いている人
切妻(きりづま) 三角のシンプルな屋根。雨仕舞いに優れる ★☆☆(低め) コストと機能を両立したい
寄棟(よせむね) 四方向に傾斜。重厚で落ち着いた印象 ★★☆(中) 外観に安定感を求める
片流れ(かたながれ) 一方向の傾斜。太陽光を載せやすい ★★☆(中) 太陽光発電を検討中
陸屋根(りくやね) ほぼ平らな屋根。モダンな外観 ★★★(やや高め) シャープなデザインを好む

※コスト感は一般的な傾向を示すもので、特定の金額ではありません。

ガレージハウスは、無機質でスタイリッシュな外観と相性がよく、片流れや陸屋根のシャープな屋根が選ばれることも多いタイプです。太陽光発電を載せるなら、南向きに大きな面が取れる片流れも有力な選択肢になります。

ガレージハウスの主な工法と選び方

住宅の性能や間取りの自由度は、建物を支える「工法」によっても変わります。いい家ネット掲載の愛知県のガレージハウス事例で多く採用されているのは、木造軸組(在来工法)です。

木造軸組(在来工法)

  • 柱と梁(はり)で骨組みを組む、日本で古くから使われてきた工法です。
  • 柱の位置を調整しやすいため、間取りの自由度が高く、ガレージのような大きな開口部を1階に設ける設計にも対応しやすいのが利点です。
  • 将来のリフォームや増改築にも比較的柔軟です。
  • ガレージハウスでは、車庫の上に居室を載せるために1階の一部を大きく開ける必要があり、この開口部まわりの構造をしっかり計算できる工務店を選ぶことが、安心につながります。

工務店ごとに得意な工法や、高気密高断熱への対応度は異なります。このあとの施工事例・工務店紹介では、各社がどの工法を採用しているかにも注目してみてください。

ガレージハウスに必要な土地の広さ(建ぺい率別)

ガレージハウスは、1階に車庫を設ける分、建物が地面に接する面積(建築面積)が大きくなりやすい住まいです。ここで関わるのが「建ぺい率」です。建ぺい率とは、敷地面積に対して建物を真上から見たときの面積(建築面積)が占める割合の上限のこと。先に触れた容積率が「延べ床面積」の話だったのに対し、建ぺい率は「真上から見た面積」の話で、別の制度です。混同しないようご注意ください。

1階の建築面積(ビルトインガレージを含む)ごとに、必要な敷地の目安を整理しました。

1階の建築面積 建ぺい率50%の場合 建ぺい率60%の場合
20坪(約66㎡) 40坪以上の土地 約34坪以上の土地
25坪(約83㎡) 50坪以上の土地 約42坪以上の土地
30坪(約99㎡) 60坪以上の土地 50坪以上の土地

※上表は「建築面積÷建ぺい率=必要な敷地面積」で算出した計算例です(いずれも建ぺい率の定義に基づく算術/編集部算出)。ガレージを1階に組み込むと、その分だけ建築面積が大きくなるため、車庫分の敷地の余裕を見ておくと安心です。実際は道路斜線や外構スペースも考慮するため、余裕を見た土地選びをおすすめします。

価格帯別 ガレージハウスのイメージ(プラン例)

面積別費用モデルをもとに、予算帯ごとのガレージハウスのイメージを3タイプに整理しました。建物本体の費用目安は、いずれも愛知県の1㎡当たり平均建設費36.1万円から算出した編集部算出のモデル値です(土地代・ガレージの仕上げ費用の増減を含みません)。

タイプ 建物本体の費用目安 向いている家族・使い方
コンパクト(1台ビルトイン・〜30坪) 約3,580万円前後 車1台分のガレージに、必要な居住スペースをコンパクトにまとめたプラン。都市部の限られた敷地でも実現しやすく、初めてのガレージハウスに向く
標準(2台または居住+ガレージ・35坪前後) 約4,177万円前後 車2台分のガレージ、あるいは1台分+ゆとりある居住空間を確保できる広さ。ファミリー層に人気で、愛知県で複数台を持つ世帯にも対応しやすい
ゆとり(2台+趣味室・45坪〜) 約5,370万円以上 2台分のガレージに加え、車いじりやアウトドア用品の収納、書斎などの趣味空間を組み込めるゆとりのプラン

出典(本セクション)

  • 費用:住宅金融支援機構『2025年度フラット35利用者調査』集計表(注文住宅) https://www.jhf.go.jp/about/research/loan/flat35/2025.html
  • 建ぺい率・容積率(自動車車庫等部分):e-Gov法令検索『建築基準法』 https://laws.e-gov.go.jp/law/325AC0000000201 /『建築基準法施行令』第2条 https://laws.e-gov.go.jp/law/325CO0000000338

※本セクションに出てくる建物本体の費用はすべて、同調査の愛知県の1㎡当たり平均建設費36.1万円(坪単価に換算すると約119.3万円/坪・編集部算出)に延床面積を乗じた編集部算出のモデル値です(土地代を含みません)。面積別費用モデルと同じ単価・同じ換算式を使っています。取得日はいずれも2026年8月22日時点です。

愛知県のガレージハウス 施工事例

いい家ネットには、愛知県でガレージハウスを手がける工務店の施工事例が掲載されています。坪数は約28坪台から約60坪台まで幅広く、車1台分をコンパクトに組み込んだ住まいから、2台分のガレージに趣味室を加えたゆとりの住まいまで対応できます。<br />
階数は2階建てが中心です。1階に車庫を設けて上階に居室を重ねる構成は、限られた敷地に車庫と居住スペースの両方を確保できるためです。一方で、知多市・一宮市・半田市・豊田市の事例のように、敷地に余裕のあるエリアでは平屋にガレージを組み込むプランも根強く選ばれています。<br />
趣味性の表れ方もさまざまです。西尾市のフジケンによるバイクガレージ+サロン併用住宅のように、愛車だけでなくバイクや仕事の空間まで取り込んだ事例もあり、ガレージハウスが「車を置く場所」を超えて、趣味やなりわいと一体になった住まいへ広がっていることがうかがえます。また、まほろばホーム(春日井市)の断熱等級6・C値0.5以下の高気密高断熱住宅のように、換気・結露対策を性能面から支える事例も見られます。<br />
なお事例ページに物件ごとの費用は公表されていないため、費用の目安は本記事の県平均データ(建設費4,402.8万円、1㎡当たり36.1万円・坪単価約119.3万円)をご参照ください。

愛知県でガレージハウスが得意な工務店・ハウスメーカー

愛知県でガレージハウスを建てるなら、ガレージハウスの施工実績、この地域の夏の暑さ・湿気に対応した高気密高断熱の実績、そして対応エリアで選ぶのがおすすめです。同じ「ガレージハウスが得意」でも、無垢材や自然素材を活かした住まいを得意とする会社、性能を数値で管理する会社、自由度とコストパフォーマンスを重視する会社など、各社の強みはさまざまです。<br />
いい家ネットには、愛知県でガレージハウスを手がける工務店が掲載されています。施工事例で気になった雰囲気の家を手がけた工務店から候補を絞り込み、複数社を比較するのが失敗しない進め方です。

この記事の監修

グッドリビング研究所 所長 冨島英二氏の顔写真

監修:グッドリビング研究所 所長 冨島 英二

LIXIL TH統括部グッドリビング研究所にて、工務店・リフォーム会社が加盟する「Good Living友の会」の運営に携わり、会員企業の経営課題解決を支援している。

本記事は、いい家ネット編集部が掲載工務店各社の情報をもとに構成し、上記監修者の監修を受けています。

愛知県のガレージハウスに関するよくある質問

Q1 愛知県でガレージハウスを建てる費用相場はいくらですか?

住宅金融支援機構の2025年度フラット35利用者調査によると、愛知県で注文住宅を建てた場合の建設費は4,402.8万円(すでに土地がある場合)です。土地から購入する土地付注文住宅では、建設費3,911.8万円に土地取得費1,918.6万円を加えた所要資金5,830.4万円が目安です(所要資金は編集部が両者を合算した値)。1㎡当たりの建設費は平均36.1万円で、坪単価にすると約119.3万円/坪(編集部算出)です。ガレージハウスの場合、この建物本体費用にガレージ(車庫)部分の工事費が加わります。実際の総額は仕様やガレージの規模によって変わるため、目安としてご覧ください。

Q2 ガレージ(車庫)部分は容積率や床面積に含まれますか?

建築基準法施行令第2条第1項第4号イでは、車の駐車のための「自動車車庫等部分」が定義されています。そして同条第3項第1号により、この部分は建物の各階の床面積の合計の5分の1を限度として、容積率を算定する延べ面積に算入しないと定められています。つまり、建物全体の延べ床面積の5分の1までにおさまるガレージなら、その床面積は容積率の計算から外せます。

なお、世間で言われる「延床の5分の1以下で固定資産税が不算入」といった説明は、容積率とは別の制度の話です。本記事では容積率に限って正確に解説しています。固定資産税の具体的な軽減額は制度が異なり、確かな一次情報にもとづく断定ができないため、お住まいの市町村(自治体の資産税担当)にご確認ください。

Q3 なぜ愛知県はガレージハウスの需要が高いのですか?

愛知県の乗用車保有台数は422万2206台で、全国第1位です(2023年3月末時点)。トヨタ自動車の本社を擁する豊田市をはじめとする車社会で、1家に複数台を持つ世帯や、趣味の車・バイクを楽しむ世帯が多いことが背景にあります。愛車を安全に保管でき、趣味空間としても使えるガレージハウスは、こうした土地柄と相性がよいのです。愛知県の一戸建て・長屋建の新設住宅着工は2025年度で30,128戸、木造の構成比は62.1%と、持ち家を新築する母数も大きい地域です。

Q4 ガレージハウス(新築)で使える補助金はありますか?

ガレージハウス専用の補助金はありませんが、省エネ性能の高い新築住宅として補助の対象になりえます。国の「みらいエコ住宅2026事業」では、新築でGX志向型住宅に110万円/戸、長期優良住宅に75万円/戸、ZEH水準住宅に35万円/戸(長期優良・ZEH水準は子育て世帯・若者夫婦世帯が対象)が補助されます。第2期の受付は2026年5月13日〜12月31日です(ただし注文住宅のZEH水準住宅は2026年9月30日までと短縮されています)。名古屋市では「住宅等の脱炭素化促進補助」で、新築のZEHに10万円、GX志向型住宅に30万円などが受けられます。ただし、補助額や対象は市町村ごとに異なるため、居住予定の市町村での確認が必要です。予算・要件は変わるので、着工前に最新情報をご確認ください。

Q5 夏が暑い愛知で、ガレージ内の車・結露やカビは大丈夫ですか?換気はどうすれば?

名古屋の8月は月平均28.2℃・日最高33.2℃、年間降水量は1,578.9mmと、夏は高温多湿です。密閉性の高いビルトインガレージは、夏場に結露やカビ、冬(1月の日最低は平年1.1℃)の底冷えが起きやすいため、換気設備・断熱・シャッターの通気・除湿を設計段階から計画することが大切です。とくに居住空間と一体になるビルトイン型では、車の排気や湿気が室内に回らないよう、ガレージ側の換気を独立して確保する設計が効果的です。具体的な換気設備の仕様は物件ごとに異なるため、工務店にご相談ください。

Q6 市によって土地代・費用は変わりますか?

土地代は市によって大きく変わります。愛知県の令和8年地価公示による住宅地の平均価格は132,100円/㎡ですが、名古屋市は230,000円/㎡、豊田市は122,000円/㎡と、市差があります。ガレージハウスは車庫の分だけ広い敷地や延床が必要になるため、この土地代の市差が総額を左右します。一方、建物本体の費用は県内で大きくは変わりません(1㎡当たり平均36.1万円)。広さを確保したいなら、地価の落ち着いた市を選ぶと総額を抑えやすくなります。

Q7 ガレージハウスは何坪必要ですか?平屋と2階建て、どちらが多いですか?

平屋(1階建て)だけに絞った着工戸数は公的統計に区分がなく、公表されていないため、棟数の多い・少ないは数値で断定できません。回答できる事実として、いい家ネット掲載の愛知県のガレージハウス事例(個別ページで裏取りしたもの)では、2階建てが平屋を上回りました。1階に車庫を設けて上階に居室を重ねる2階建てのほうが、限られた敷地に車庫と居住スペースを両立しやすいためです。

延床は、本記事で紹介した事例で約28.8坪〜約60.4坪(各事例ページ記載の延床面積95.27㎡〜199.66㎡の坪換算・編集部算出)と幅広く、工法は木造軸組が大半でした。ガレージと居住空間の両方の面積を確保する必要があるため、必要な坪数は車の台数や間取りで大きく変わります。掲載事例のレンジを目安に、工務店へご相談ください。

Q8 愛知でガレージハウスが得意な工務店は、どう選べばいいですか?

3つの視点で選ぶとよいでしょう。1つ目は、ガレージハウスの施工実績。1階を大きく開ける構造や、換気・結露対策の提案力を確かめましょう。2つ目は、愛知の夏の暑さ・湿気に対応した高気密高断熱の実績。3つ目は、希望する土地の対応エリアです。いい家ネットには、愛知県でガレージハウスを手がける工務店が、坪数・工法つきの施工事例を公開しており、実物で比較できます。各社の事例を実際に見比べることで、間取りやデザインの相性を確かめられます。まずは気になる事例から、工務店を比較してみてください。

あなたの理想の住まいづくりいい家ネットからはじめましょう

愛知県でガレージハウスの施工実績が豊富な工務店・ハウスメーカーを掲載しています。気になる工務店や施工事例から、あなたの理想のガレージハウスづくりをはじめてください。

愛知県の工務店を探す ガレージハウスの施工事例を見る
人気の記事

ガレージハウスは男の書斎─大人の秘密基地をわが家に

続きを読む →

今すぐ使える!お役立ち収納アイデア

続きを読む →

アイデアいただき!ニューノーマル時代のワークスペース実例集

続きを読む →

音楽と映像を楽しむ住まい─充実した家時間のために

続きを読む →

火を囲む暮らしおうちも気持ちもあたたかく

続きを読む →
いい家ネット
インスタグラム
  • 工務店を探す
  • 施工事例を探す(新築)
  • 施工事例を探す(リフォーム)
  • 受賞作品を探す
  • 家づくりNavi
  • いい家ネットとは
  • お気に入り一覧
  • 工務店ランキング
  • ご掲載希望の工務店・リフォーム店
    (ビジネス向け)
  • 個人情報保護方針
  • 利用規約
  • リンクおよび表示について
  • ご利用の環境について

LIXIL

Copyright© LIXIL Corporation. All rights reserved.