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直撃インタビュー

es ARCHITECT(大阪府・大阪市)「設計事務所を、もっと身近に」をかたちにする

あの工務店を“7つの質問”で徹底解剖!
数ある大阪市の住宅会社の中でも、デザイン性の高い注文住宅を手がけることで知られるes ARCHITECT(エスアーキテクト)株式会社。代表取締役の山本 優一さんは、「設計事務所と注文住宅を建てるということが、お施主さまにとってもっと身近であって欲しい」と語ります。大阪エリアらしく、コストバランスが徹底的に追求されている点も大きな特長。その提案スタンスや家づくりの考え方について、山本さんにうかがいました。

今回お話を伺った方

es ARCHITECT(エスアーキテクト)株式会社

代表取締役山本 優一氏

この記事でわかること

  • 大阪市の設計事務所「es ARCHITECT」が考える、お客様主体の家づくりの哲学
  • 設計士主導の家づくりがコスト面・デザイン面でもたらすメリット
  • 契約前図面提案も無料で対応する、設計事務所のサポート体制
  • 平均単価3,000〜4,000万円から建物のみで1億円規模まで対応する設計力
  • 80坪・30畳超のLDK・インナーガレージなど目を惹く住まいの実例
  • 引き渡し後も即対応する、人と人としてのつながりを大切にする姿勢

Q1.「家づくり」のあるべき姿とは

家づくりをするうえで、大切にしている考え方を教えてください。

A.お客様主体の家づくり——設計事務所が考える「作品にしない」住宅設計の姿勢

他とは一線を画するデザイン性の高い邸宅も、平均単価3000~4000万円ほどで手がけるコストバランスの良さは、es ARCHITECTの大きな魅力

設計事務所として僕たちが大事にしているのは、お客様の家を決して“自社の作品”にはしないということです。当たり前のことですが、有名な建築家が「この家に風呂はいらない」とあまりに斬新な設計を押し付けるようなことは、よほどの知名度がある建築家でない限りあってはならないことですよね。弊社は設計のプロですが、まずはお客様のご要望をしっかり受け止めるところから家づくりを始めます。

主役はあくまでもお客様。そして、街並みに調和しながら、独創的でシンプルなデザインにするのが基本です。お客様のご要望に対してはイエスマンになりすぎず、プロとしての目線で提案させていただくことも大切にしています。「それは絶対にやめたほうがいい」というものに関しては、ちゃんと真っ向からお伝えしています。

また、弊社は「設計デザインとコストのバランス」という点でも、大阪で一番の会社を目指しています。設計事務所というのは、どうしても敷居が高いイメージがありますが、そこをできる限り解消していきたいですね。

本来、図面を引いて家をゼロからつくるのは建築士の役割ですが、日本では不動産を中心に家づくりが進んでしまっている側面があります。この業界の一員として、家づくりは建築士が中心になってしっかり形にしていくことを、もっと当たり前のことにしていきたいと思っています。

Q2.設計士が前に立つ家づくりの意味

なぜ「設計士主導の家づくり」にこだわるのですか?

A.設計士主導の注文住宅——設計とコストのバランスを最適化する仕組み

その外観からも道行く人の目を引くes ARCHITECTの事務所。独自の世界観を持った究極のデザイン空間になっています

家を建てようと思うと、多くの場合、空き地に旗が立っているようなところへ行って、そこに書かれた不動産会社へ連絡するところからスタートするのが普通だと思われているのではないでしょうか。そこでものを買うように家を買うわけですが、対応窓口になっているのは不動産の資格(宅地建物取引士)を持っている営業担当がほとんどで、設計士ではないんですよね。そのような図式が今は当たり前のように根づいていますが、これは業界としてあまり健全なことではないと思っています。

本来は、病気になったら医師免許を持っている医師のところへ行くように、家をつくりたいと思ったら、家の設計図がゼロから引ける建築士の資格を持った設計士のところへ行って、始めるべきではないでしょうか。そこに疑問を持ったのが、僕自身、独立して設計事務所を立ち上げたきっかけでもあります。

これは、コスト面にも関わる大事なところなのです。設計士がきちんと最初から検討することで、設計とデザイン、コストのバランスが最適化できるメリットがあると考えています。

Q3.初回提案から契約までの流れ

打ち合わせや提案はどのように進んでいくのでしょうか?

A注文住宅の打ち合わせの流れ——ヒアリングからプラン提案、ご契約まで

最初にご来場いただくのは、ご紹介のほか、ホームページを見ていただいたり、Instagramや広告などを見て来ていただいたりすることが多いですね。そのときは、まずは弊社のアドバイザーがじっくりお話をうかがいます。そこで、土地をすでにお持ちの方、まだ見つかっていない方によって、その後のこちらからのご提案の流れも変わってきます。

たとえば、土地はすでにあって建て替えをしたいというお客様には、土地の情報をいただいて、設計に伝えます。そこから設計士と最初のプランを練り、パースとお見積もりも作成した状態で、2回目のお打ち合わせとなります。

2回目、3回目くらいまではアドバイザーからご説明し、最終的には設計ともお話しいただいてご契約いただく形が多いですね。場合によっては、内容にご納得いただけるまで、5回目、6回目とご提案を重ねていくことになります。

Q4.無償でご相談できる範囲

どこまで無償でご相談することができますか?

A.契約前無料図面提案——設計事務所のサポート範囲

「どうせ設計事務所はお高いんでしょう?」なんてイメージがあるかもしれませんが(笑)、弊社のご提案は図面の修正も含めてすべて無料で行っています。

たとえ6回にわたってご提案を重ねたとしても、そこまでに契約をしていただいていなくても、無料です。他社では設計がプランを描くとなると、そこで設計契約をしたり、値段設定があったりすることが多いと思いますが、そこはこだわっている部分でもあります。

正直、図面をお出しすることは設計事務所としてはとてもリスクのあることですが、そこはご縁だと思っています。最後は人と人なので、ご契約いただいたお施主さまのために尽くします。

私自身、たくさんの方に助けられ、紆余曲折を経て今がありますが、お二人の大先輩から教えていただき忘れられない言葉があります。ひとつは、「お客さんを喜ばせるだけでなく、君がつくった家で感動して泣かせなさい」という言葉で、もう一つは「喜んでもらうことが喜び」です。これらは今でも心に刻まれています。これからも絶対にブレない信念です。

Q5.印象に残っているお施主さま

これまで手がけた中で特に印象深いお施主さまはいますか?

Aターニングポイントとなった一棟の物語

ちょうど独立して3~4年目に建設業の許可を取得して、一定規模以上の工事も任せていただける体制が整ってから、初めて家づくりをさせていただいたご夫婦です。

旦那様は無口で職人気質な方で、2回目、3回目のお打ち合わせのあいだも、ずっと腕組みをしたまま、ひと言もお話になりませんでした。一方で奥様はすごく寄り添ってお話しいただいていて、こちらも一生懸命にアピールをするわけですが、旦那様には心を開いていただけないまま終わってしまったんです。

それから、4回目のお打ち合わせで図面を出してご提案したのですが、あとから奥様が一人でいらっしゃって、「できたら次は契約のお話をしたいのだけど」とおっしゃるんです。びっくりして、「よろしいんですか?」と言ったら、「主人はあまり愛想がなくてごめんなさい」と。

どうやら3社ぐらい競合していたようなのですが、ご自宅に帰られてから旦那さんがおっしゃったそうです。「たぶん山本さんはもう信用して間違いないから、値段とかいろいろあるけれど人で選ぶならもうあの人でいいんじゃないか」って。

それから、家を建てていく中でもいろいろ交通整理がまだできていないところもあり、いろいろご迷惑もおかけしてしまったのですが、最後に奥様が「山本さんともうお話しできなくなるのが寂しいわ」と涙を浮かべてくださって。うれしいですよね。思い出すだけで、私もうるっとしてしまいます。

Q6.es ARCHITECTのお客様層

どのような方に選ばれていると感じますか?

A.「誰とどうつくるか」を大事にしていただける方——平均3,000〜4,000万円から大型案件まで

たくさんの事例の中でも、さまざまなこだわりのつまった大型物件は、会社の成長につながる大きなターニングポイントになってきました

家づくりで大事なのは「どこで建てるか」ではなく、「誰とどう建てるか」ではないでしょうか。これまでお施主さまには、弊社の設計やデザインとともに、「人」の部分でも高く評価いただいてきました。そうした人としての対応力も、社内で大切にしている部分です。

これまで、コロナ禍やウッドショックなど、会社としてはさまざまな苦境がありましたが、それぞれのターニングポイントでお施主さまに助けられたことも多かったように思います。

家の平均価格帯としては3000~4000万円台のお客様が多いです。建物だけで1億円になる大型案件も手がけさせていただくようになりました。80坪の広さで思う存分ホテルライクなデザインを展開したり、2台分のインナーガレージや30畳超の吹き抜けリビング、なかなか扱うことのない特注の階段を手がけさせていただいたりと、毎回新鮮な経験を重ねております。

Q7.アフター対応と長く続く関係性

引き渡し後のサポートなどは、どのようにされていますか?

A注文住宅のアフター対応——一年点検と引き渡し後の関係づくり

一年目の点検は無償で行っています。その後は特に期日を決めていませんが、何かあったときにはご連絡いただく形をとっています。

実は先日も、お客様からお急ぎの連絡があり、どうしたのかと思ったら、不具合があったようで、翌日すぐに確認に伺いました。結果としては、設備側の不具合だとわかり、即座にメーカーさん対応を手配し、解決にいたりました。

一年目の点検が終わった後でも、ご連絡をいただければ私や設計担当がすぐに出向くようにしています。顔を見せるだけでも安心していただけるので、そういったつながりは大事にしていますね。

もちろん設備の修理などは有償になるものもありますが、数年で起きるにはおかしいと感じる不具合については、私たちもお施主さまの立場に立ってメーカーと交渉をすることもあります。いつもお施主さまの気持ちを代弁したいと考えています。

私自身、人が好きでこの仕事をしているので、お施主さまとも一人ひとりきちんと向き合いたいですし、社員や関係会社のスタッフともしっかり向き合って、これからも皆が胸を張って誇れるような家づくりをしていきたいと思っています。

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