工務店がつくるいい家
スキップフロアと吹き抜けで開放的なアメリカンスタイル
【H様邸(B-style)】兵庫県 加西市
(株)森川住宅が、若い家族に向けて企画したモデルハウス。延床面積32坪の中で、吹き抜けを効果的に用いて開放感を獲得し、スキップフロアで前面道路からの視線をブロック。その後購入した住まい手から届いた感想が、設計意図の成功を物語ります。
幹線道路からプライバシーを守った暮らしやすい間取り
アメリカンスタイルのこの家は、㈱森川住宅のモデルハウスとして建てられました。「30代くらいの、子育て中の夫婦の方に提案したいと思い、企画しました」と社長の森川育夫さん。1階のLDKはスキップフロアで、ダイニングキッチンよりリビングの方が階段3段ほど高くなっています。これには、見た目のおしゃれさのほかにも、大切な意味があるのだとか。「敷地が幹線道路に面しているので、リビングの床を上げて窓も高めの位置に付けました。こうすることで、車や通行人からの視線を受けずに、落ち着いて過ごすことができます」(森川さん)。リビング上は吹き抜けで、スチールと木で造作したスケルトン階段が見せ場に。ソファに座ると2階との一体感が感じられ、開放感を楽しめます。2階に上がると、FIXの大きな高窓から山の緑が眺められ、爽快な気分に。2階のホールは広くとられ、洗濯物の室内干しやテレワークのための書斎コーナーなど、ライフスタイルに合わせてカスタマイズしやすくなっています。
1階の間取りは無駄な廊下部分が少なく合理的。その分、LDKが広く感じられ、キッチンと水まわりを結ぶ動線が直結しており家事がスムーズに行えます。壁面いっぱいのパントリーや通り抜けのできるシューズクロークがあり、片付けやすく散らかりにくい環境をつくります。キッチンの背面棚や手洗いコーナーなどは、味わいのある造作家具。ボルドーパインの床とともに、室内に温もりを添えています。
モデルハウスとしての期間を終えると、森川住宅と仕事上のつながりがあったHさんが購入することに。業務でこの家の図面を見たときから興味をいだいていたHさんは、完成後の洗練された空間に感激し、ぜひ購入をと申し出たのだとか。「スキップフロアの段差のところや、吹き抜けで上下がつながる2階のホールが特に気に入っています」と喜びの声を寄せてくださいました。設計の狙い通り、リビングでは交通量の多い道路からの視線が気にならず、ゆっくりくつろいでいるとのことです。
ギャラリー
■パントリー
キッチン横には大容量のパントリーを設けて。オープンなキッチンなので、いつでもきちんと見せるためには収納によるバックアップが必須。
■外観
ブラックのガルバリウムに覆われたシンプルな外観は、切妻屋根の形に愛嬌があります。リビングの高窓の白い縁取りがデザインのアクセントに。
■玄関
モルタル土間の玄関。右手のドアはシューズクロークへの出入り口。リビングとつながる左上の内窓は、造作によるオリジナル品。
■手洗い、トイレ
木の造作カウンターに手洗い器を落とし込んだおしゃれな手洗いコーナーでは、ゴールドの蛇口が効いています。トイレ内は柄物のクロスで雰囲気を変えて。
■子ども部屋
おもちゃを思い切り広げて遊べる広い子ども部屋。真ん中を壁で仕切れば2つの個室になるよう、ドアは2つ設けてあります。
■主寝室
ブラック&ホワイトでシックにまとめた主寝室。正面奥は3畳分のウォークインクローゼットで、大量の服もスッキリ収まります。