工務店がつくるいい家
「7坪のZEH」で 資産価値も向上
[7坪のZEH]東京都江戸川区 LIXILメンバーズコンテスト 新築部門・大賞受賞作品
都内の狭小地という制約の中、コンパクトでも快適性を高め、ご夫婦二人の理想の暮らしをかなえた「7坪のZEH」。都市の狭小住宅の新たな可能性に挑戦した住まいとも言えます。
夫婦二人暮らしならではの割り切りで狭小地の制約を克服
お施主さまは20代のご夫婦です。東京都内で土地探しを含め新築戸建住宅の購入を検討され、狭小地での住宅づくりで豊富な実績を持つアースに家づくりを依頼しました。
アースから提案されたのは、東京都内の住宅街にある狭小地。敷地13.9坪、建ぺい率50%、容積率100%という厳しい制約ゆえに、戸建住宅を建てることが難しいとされていた土地です。しかし、アースからの「今の暮らしに必要なことを割り切れば、コンパクトな住宅でも快適に暮らすことができる」との提案を受け、ご夫婦はこの土地で念願の家づくりに踏み切りました。
設計段階では、夫婦二人の生活を前提に、いかに無駄のない合理的な動線と間取りにするかが検討されました。玄関の前には建ぺい率の対象外となる中庭を設け、道路に面した敷地境界を高さ約2mの外壁材で仕切ることでプライバシーを確保。中庭上部の2階部分は階下に光と風が届く設計にし、居心地のよい快適な中庭空間を創出しています。
1階と2階、ロフトをつなぐ開放的な吊り階段は、階段下のスペースを有効活用でき、空間をより広く見せる効果も。2階のリビングに備え付けたテレビボードを床から少し浮かせるなど、空間を広く見せる工夫を髄所に盛り込みました。
さらに、容積率に含まれない天井高1400㎜のロフトを設計することで、プラスαの居住スペースを確保しています。
将来にわたり資産価値を維持するため、住宅の基本性能にもこだわりました。充填断熱と外張り断熱を組み合わせて高い断熱性を確保したほか、長期優良住宅で求められる耐震性能と耐久性を備えました。さらに、創エネ設備として3kWの太陽光発電を搭載し、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)にも対応しています。
将来お子さまが誕生し、広い家への住み替えが必要になっても、優れた性能を備えることで、賃貸や売却の際に有利になる住まいを実現しています。
ギャラリー
■ダイニング
2階の階段横に設けたスタディカウンター。デッドスペースが存在しないのもこの家の特徴です。
■玄関
吊り階段のアイアンには植栽をコーディネート。日常に視覚的変化をもたらします。
■中庭
外部と住まいの間の緩衝空間の役割を果たす玄関前の中庭。備え付けのデッキの上でくつろぐことも可能です。
■寝室
1階の寝室の基礎を上げることで、畳の下とクローゼットの床下を収納として使用できるように工夫しました。
■ロフト
容積率に含まれない天井高1400㎜のロフトによりプラスαの居住スペースを確保しています。