工務店がつくるいい家
柔らかな曲線が 室内を彩る家
[埼玉(さきたま)の隠れ家]埼玉県行田市 LIXILメンバーズコンテスト 新築部門・地域最優秀賞受賞作品
せっかく家を建てるなら、光と風を楽しめるコートハウスに。そんな要望を受け、中庭を中心にした間取りが提案されました。外観にアクセントを加える丸窓や和室入り口のアールなど柔らかな曲線が優しい雰囲気を演出します。
中庭や窓を巧みに配して住まいに開放感をもたらしました。温熱環境にも配慮して快適に
家づくりにあたってTさん夫妻が望んだのは「子どもが伸びやかに過ごせること」「家族のコミュニケーションを楽しめること」「光と風を味わえること」でした。
ビー・エル・ビルドの担当者と綿密な打ち合わせを重ねた末にまとめられたのは、間取りの中央にウッドデッキの中庭を配したプラン。建物は、中庭を挟んで高さの違う2つの棟が向かい合う形になりました。
シャープなアウトラインを描く建物は、ツートーンの外装材で仕上げられ、モダンなスタイル。東側には大小の丸窓がリズミカルにレイアウトされ、南側のファサードとはまた違った印象に。田園に囲まれ、見通しのいい敷地環境で、ひときわ目を引く外観デザインとなりました。
玄関に入ると中庭を通して向こう側のリビングまで視線が伸びていきます。その中庭に沿ってホールから通路が続き、リビングへ。LDKは約18畳の広さがあり、L字型に中庭と接しています。中庭と室内の床はレベルを合わせ、アウトドアリビングとしても使えるように設計されました。中庭は建物が囲い込んでいるため、外からの視線を気にせず、光と風を取り込むことが可能です。
キッチンはアイランド式を採用。家事をこなしながら、中庭で遊ぶ子どもたちの様子を見守ることができます。「家族が顔を合わせる機会が自然と増えました」と奥様。キッチンの隣には勝手口と納戸を設置。また洗面室、浴室などの水回りもすぐそばに配置して、家事動線がコンパクトに。
太陽光発電システムに加え、深夜電力を用いて基礎を電熱線で暖めるスラブヒーターも取り入れました。エネルギーを賢く活用しながら、性能の高い躯体により、開放的な室内を快適な温熱環境としています。
1階東側の和室の入り口は大きなカーブを描き、階段脇のニッチも半円型に。居室に散りばめられた丸窓も独特の柔らかなムードを醸し出します。シンプルなモダンスタイルでまとめられた室内に、優しい曲線がバランスよく組み合わされることで、穏やかなくつろぎの時間がもたらされることになりました。
ギャラリー
■玄関
玄関に立つと、中庭を通してリビングの様子が視界に入ります。すっきりとした印象のFIX窓が開放感をもたらし、明るく広がりのある玄関に。
■キッチン
中庭に向いて作業できるキッチン。家族の様子が見渡せるようにレイアウトされました。
■リビング
リビングと中庭のデッキはひと続きに。屋外の開放感がほどよく取り込まれました。オープンな室内の隅々にまで自然光や風が行きわたります。
■和室
LDKに隣接した和室は、来客用の寝室や子どものお昼寝など、さまざまに活用。アーチ型の垂れ壁で優しく仕切ります。
■寝室
1階の寝室では天井をダークブラウンにして、落ち着いた雰囲気に。陰影を楽しめるペンダントライトを組み合わせて、夜のひとときを演出。趣味空間となるロフトも用意されました。
■2階トイレ
2階のトイレは家族用。個性的なクロスで楽しく演出。