2017年2月17日
家吹き抜けのあるリビングを中心にした住まいは、2階の子供部屋がリビングとつながり、自然に家族をつないでくれます。
高断熱住宅にすることでオープンな間取りで、1年を通して快適で明るい住まいに。
リビングを中心に、廊下、階段も含めて吹き抜けを設けた住まいです。玄関ホールからは北面1階の高さから、南面に向かって2階の天井高さまで吹き抜けが高くなっていく斜め勾配の天井に。一方、ダイニングキッチン前の廊下から階段及びリビングの一部は全て2階の天井までの吹き抜けになっています。
大空間の吹き抜けですが、変化に富んでいるので立体的な奥行と落ち着きも備わっています。廊下も含めた開放的な吹き抜けですので、暑さ寒さ対策として、建物自体の高断熱化や、床暖房等を用いるとよいでしょう。吹き抜けがあると、高い位置にも窓を設けやすいので、1年を通して部屋の中の陽当たりが良くなります。また、吹き抜けにより壁の面積も大きくなりますので大きな絵画やタペストリーなどを飾って、よりダイナミックな空間を演出する楽しさも味わえるでしょう。
リビングからの吹き抜けを2階の廊下につなげることで、2階が1階のリビングとつながり、一体化した空間になります。2階の廊下に面した子供部屋の扉を引き戸タイプのものにすれば、扉を開けたままにしておきやすくなり、子供部屋から1階リビングまでのオープンな間取りとなります。
2階の子供部屋が立体的にリビングとつながっていれば、子供達は自分の部屋で勉強をしながらリビングに居る家族の声や気配を感じて安心できます。ご主人や奥様もリビングで過ごしながら、さり気無く個室の子供たちの様子を知る事ができ、時にはリビングから声をかけてあげることもできます。
オープンで立体的なリビングとつながる空間は子供の創造性も育んでくれそうです。
2階の吹き抜けに面して廊下があると、吹き抜けに設けた窓や照明器具に手が届きやすく、掃除やメンテナンスの際にも便利です。
三角の屋根の形状がシャープなイメージの「モノトーンの家」です。
玄関から室内に入ると奥行きのある廊下が広がり、左右にダイニングキッチンとリビングが配置されています。
階段と吹抜けのあるリビングは、2階の個室と繋がっており、個室の引戸を開けるとリビングと一体化するオープンなデザインです。
1階 | 87.36㎡ ( 26.42坪) |
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2階 | 57.96㎡ ( 17.53坪) |
延 床 面 積 | 145.32㎡ ( 43.95坪) |