今すぐ使える!
お役立ち収納
アイデア

春は入学や卒業・就職など、一つの節目ともいえる季節。
心機一転したいという思いに駆られますが、
そうなるとまず見直したくなるのが、身の回りの収納関係。
これから新築を考えている方、あるいはリフォームを考えている方にもお役立ちの、
収納アイデアをご紹介します。

INDEX

  • シューズクローゼットで
    身支度完了!
  • 動線兼用、ウォークスルー
    クローゼット
  • 快適キッチンをつくるパントリー
  • 隠す収納でリビングは
    いつもスッキリ

シューズクローゼットで身支度完了!

玄関にモノがあふれてしまうのを
何とかしたいデス
気持ちよく外出・帰宅できる
玄関づくりのコツは?

シューズクローゼットをつくるのが
オススメ!
外出の際の身支度も
ここで完結できるとベターだね

傘、ベビーカーや子どもの三輪車、買い物用のカート、雨天時のレインコートに長靴。
帽子に脚立、さらにはアウトドアグッズやスーツケース。
玄関まわりには靴だけでなく、置いておきたいアイテムがたくさんあります。
靴箱だけでは収納しきれず、いつも玄関まわりが乱雑で……という悩みをおもちの方も多いことでしょう。

そこでお役立ちなのが、シューズクローゼット。
ハンガーパイプも取り付けてコートなどの上着類も掛けられるようにすれば、この場で身支度が完了し、スムーズに外出できます。

こちらの実例はシューズクローゼットの床の一部を、玄関と同じく土間として、下足で出入りできるようにしたケース。回遊動線となっているので使い勝手はばつぐんです。
玄関からは、収納するアイテムの大きさに合わせて造作した棚が見えるように。実用性だけでなくデザイン性を兼ね備えた玄関まわりとなりました。

(株)加藤工務店(神奈川県綾瀬市)

動線兼用、ウォークスルークローゼット

ウォークインクローゼットと
ウォークスルークローゼット、
どっちにすればよいのか
迷ってマス

動線と兼用したいのなら
ウォークスルークローゼットが
オススメ!
家事がしやすくなるだけでなく
省スペースにもなるよ

ウォークインクローゼットと異なり、通り抜けができるウォークスルークローゼット。
どちらを選んだほうがよいかは家全体の間取りや生活スタイルにもよりますが、家事動線の効率化を図りたいのなら、ウォークスルークローゼットを考えてみてはいかが?

こちらの実例は、寝室(写真)と脱衣・洗濯室(写真)をウォークスルークローゼットでつなぎ、[脱衣-洗濯-衣服の収納-身支度]を一直線の動線で行えるようにしました。
脱衣・洗濯室は物干しワイヤーも取り付けて、室内干しもできるように。洗濯・物干し・衣服の収納と、洗いものから片付けまでの一連の作業を、あちこち回ることなくスムーズに行えるのがうれしいですね。
ウォークスルークローゼットで動線を兼ねると、廊下のようなデッドスペースをつくる必要もなく、省スペース化できるのもメリットの一つです。

実例はクローゼットも三層にして、使い勝手のよい構成に。
下部は棚を設けて畳んで収納できるものを。真ん中はハンガーパイプを取り付けて吊るしておきたい上着類。さらに上部も余すところなく有効利用しています。

板井建設(株)(兵庫県小野市)

快適キッチンをつくるパントリー

いつもキッチンがごちゃついちゃう
んだよね〜
片付いたキッチンで気持ちよく
料理したいんだ

パントリーをつくってみたら?
特別な時にしか使わない
家電や食器もしまえるよ

キッチンが片付いてみえない理由の一つには、ふだん出番の少ない家電や食器の存在も挙げられます。
ホットプレートや、来客用の大皿、季節や行事でしか使わない食器など、頻繁に使わないけれども場所をとる家電・食器は、意外と多いものです。
こうしたものはムダにかさばるだけでなく、奥にしまいがちなので、いざ必要となった時に、あちこちひっくり返して取り出さなければならないのも厄介なところ。

このような事態を避け、常にキッチンを快適に保つためにオススメなのがパントリー。
食品ストックをしまっておけるのはもちろん、登場回数の少ない家電・食器が占めていたスペースが空き、キッチンをゆったりと使えます。

こちらの実例では、キッチン横にパントリーを兼ねた収納スペースをつくりました。
食品ストックや家電類だけでなく、生活に必要な雑貨をまとめられるので、出し入れや整理整頓する上でも便利です。

(株)小林工務店(大阪府高槻市)

隠す収納でリビングはいつもスッキリ

リビングは常に
スッキリさせたい!
けれどもモノが多くって……
いい収納アイデアはある?

全面扉付きのリビング収納は
どうだい?
いつでもキレイを保てるよ

家族で共有する書類や、本・雑誌・新聞、文房具、電気コードや充電器、薬など、リビングに置いておきたいものはたくさんあります。
収納の鉄則は、使いたい時すぐに取り出せる場所にしまっておくこと。
となると、リビング収納は容量があるに越したことはありません。

ただしこまごましたものが常に見えっぱなしでは、散らかった印象をもたらしてしまいます。
こちらの実例は、テレビボードと一体化させたリビング収納をつくったケース。
すべてに扉がついているので、まるで1枚の白い壁のようにスッキリと見えます。

さらに参考にしたいのは、お仏壇もここに置いていること(写真)。
キッチンから離れた場所に仏間をつくると、お世話が滞ってしまうこともありますよね。
最近は仏間をつくるご家庭も少なくなっていますが、リビングに仏壇を置いても目立ってしまうので、こちらの実例のように収納と組み合わせるのは、見た目にもよし、お世話をする上でもグッドアイデアです。

(株)吉澤建設工業(埼玉県飯能市)

収納は快適な暮らしを支える大切な要素。
こうすれば正解、というものではなく、生活スタイルにあわせてさまざまな形が考えられます。
まずは生活には欠かせない物、ほんとうはいらないけど捨てられない物など、
いったん身の回りを整理して、ベストな収納を考えてみましょう。

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