快適ワークスペースで
リラックスしながら
仕事に集中!

新型コロナウイルスの影響で、思いがけず在宅ワークを余儀なくされた方も
多いのではないでしょうか。
単にデスクとパソコンがあれば仕事がはかどるというわけでもなく、
やはり集中できる空間が必要だと痛感されたことかと思います。
今回は、取り入れやすいワークスペースのアイデアをご紹介します。

INDEX

  • ガラス間仕切りの
    セミオープンな個室
  • LDKの一角で建具を活用して集中
  • コーナーを利用した多目的スペース
  • 階段下のデッドスペースをフル活用

ガラス間仕切りのセミオープンな個室

Web会議をするならやっぱり個室が
便利デスね! 
ただ完全にこもるのは閉塞感があって抵抗が……

完全な個室ではなく、
セミオープンにするのはどうだい?
間仕切りをガラスにすると
家族の気配も感じられるのさ

ワークスペースの理想は、やはり個室!
こもって集中できるだけでなく、Web会議の際に家族の声が入ってくる心配もなく、また家族に負担を強いることもありません。

この実例は、1階はみんなが集うLDK、2階は寝室や子供部屋など個室群からなる構成で、ワークスペースはLDKからは距離を置いて集中できる2階に配置しました。
ポイントはオリジナルで制作したガラスの間仕切り。
ガラスと吹き抜けを通じて、1階のLDKにいる家族の気配を感じることができます。

ワークスペースの間仕切りは、天井まで壁を立てないパーティション状にする手もありますが、この住まいのようにガラスの間仕切りにすると、個室でも圧迫感がなく、自然光を取り入れられるメリットもあります。
さらに上部を開閉できるようにしているので、換気の面でも有効。
音を外に漏らしたくない時は閉められて、何かと便利です。
オープンな雰囲気のある個室ですが、肝心のデスクスペースは左右と正面に壁があるので、しっかり集中できるのもいいですね。

ハウスデザイン(株)(山形県山形市)

LDKの一角で建具を活用して集中

在宅で仕事をするなら
家族と付かず離れずの場所がいいなあ
けれども必要な時には
こもれる工夫も欲しくって……

LDKの一角にワークスペースを
つくって
建具で開け閉めできるようにすると便利なのさ

マンションはワンフロアにすべての居室を納めなければならないため、一戸建てよりはワークスペースの動線計画の難易度が高い傾向が。
また構造や面積によっては間取り変更に制限があり、個室のワークスペースをつくるのが難しい場合もあるかもしれません。
そんな場合には、建具の開け閉めで空間のつながりを操作できるワークスペースが有効です。

この実例は仕事を持ち帰ることの多いご主人のため、リビングの一角にワークスペースを設けたマンションリフォーム。
ワークスペースで仕事をしながら、奥様はキッチンで家事をするなど、別々のことをしていても互いの気配が感じられます。

ワークスペース内は、デスクをあえて壁に向けずにリビング側に設けて、奥様とほどよいコミュニケーションが取れるようにレイアウト。
そしてL型の引き戸を間仕切りにして、集中したい時は右下写真のように建具を閉め切り、個室として使うことも可能です。

ワークスペースの奥にはギターをディスプレイし、遊び心のある空間になっているのもポイント。仕事だけでなく趣味も楽しめる空間になっただけでなく、いかにも書斎然としていないため、リビングと違和感なくつながっています。

(株)桶庄 モアリビング緑店(愛知県名古屋市)

コーナーを利用した多目的スペース

これから在宅ワークは
どのくらい続くのか……
立派なワークスペースをつくっても、不要になるのが心配デス

あえて個室としてつくりこまず、
余白のような場所に
多目的に使える
スペースをつくるといいのさ

在宅ワークの割合がこれからどのようになるのか見通しがつきづらい現在、
ワークスペースにどれほどの比重を置けばよいのか、悩ましいところ。
そんな場合は、ふだんはこもれる読書や趣味のスペースとして使えて、いざという時にはワークスペースとして活用できる、多目的な場所をつくっておくとよいでしょう。

こちらの実例は階段を上がってすぐのコーナーに設けたワークスペース。
左は天井いっぱいに本棚をつくり、右は階段の腰壁を利用したコンパクトなスペースです。
その幅は本棚を含め、1,365㎜。しかしコンパクトな場所のほうがかえって集中しやすいもの。
吹き抜け越しに家族の気配を感じられ、ほどよくこもりながら仕事をしたり読書をしたり、思いのままに過ごしているそう。

(株)アシスト企画 (北海道札幌市)

階段下のデッドスペースをフル活用

今すぐにでも
自分だけのワークスペースが必要!
けれども場所がなくって……
どうすればいい?

デッドスペースになりがちな
階段下を利用してみよう
工夫次第で充実した
ワークスペースになるのさ

突然、在宅ワークを迎えて自宅のどこで仕事をすればよいか、お困りになった方も多いのではないでしょうか。
そんな時に注目したいのが、ふだんはデッドスペースとみなされている場所。
その一例が、階段下です。

こちらの実例は、階段下に机と棚を造り付けた奥様の秘密基地。
コンパクトなスペースですが、ノートPCを操作できる広さは確保しており、デスク下にはプリンターを収納できる棚も設置。
さらに壁はホワイトボードになっており、メモを書きとめられたり、書類をマグネットで貼れるなど実用性は抜群! 小さいけれども充実のワークスペースとなっています。

リビング・ダイニングとは空間的につながっていながらも、階段下なのでおこもり感は十分。
こんなワークスペースがあれば、キッチンに飲み物を取りに行ったり、根を詰め過ぎたらリビングでひと休みするなど、気分転換もしやすいですね。

(株)旺建(香川県高松市)

せっかく在宅で仕事をするのなら、オフィスとは異なるわが家ならではの快適な空間にしたいもの。
インテリアにこだわったり、家族の気配を感じられるようにしたり、自分らしいワークスペースをつくってみたいものですね。
地元の信頼できる工務店をパートナーに、働き方・生き方にあった素敵なワークスペースをデザインしてみてください!

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