欲しいのは土間!
遊ぶ・集う・働く
居場所

かつての民家や農家には、土足のまま上がれる土間がありました。
床板を張らず、三和土(たたき)であったり土がむきだしになっていて、
農作業の下準備をしたり、かまどを置いて炊事をしたり、ご近所さんが集まるなど、
さまざまな営みを受け止める、おおらかな場所として使われてきました。
そして今ふたたび、土間に注目が。現代のライフスタイルにあった土間空間を紹介します。

INDEX

  • アウトドアグッズを置ける玄関土間
  • インダストリアルな土間キッチン
  • みんなの集いの場となる
    土間リビング
  • 食事の場ともなるタイルの
    土間テラス

アウトドアグッズを置ける玄関土間

アウトドアグッズの
置き場所に悩み中……
汚れても平気で、出し入れ
しやすい間取りのアイデアは?

広めの玄関土間をつくるのが
オススメ!
グッズを隠さず、ギャラリーの
ように魅せる収納方法も

もとを正せば土間は、家の中にそのまま土足で入れる場所。
汚れても平気なように、土や漆喰を固めた三和土(たたき)仕上げの「家の中の外部空間」でした。
したがって、時には汚れた状態で持ち帰ることもあるアウトドアの道具があるのなら、玄関を広めにつくり土間にして収納すれば、汚れを気にすることなくラクに出し入れができます。
ウォークインタイプのクローゼットを設けて収納してもよいですが、愛用のグッズを美しくディスプレイするのもオススメ。

この実例ではサーフボードやウェットスーツの寸法にあわせて、玄関土間にラックを造作。
室内からもお気に入りのサーフボードが見えるよう、間仕切りをガラスの建具にしているのもポイントで、玄関が単なる出入口ではなくギャラリーのようになります。
ちなみに玄関土間のコーナーには手洗い器も設け、道具のメンテナンスができるように、こまやかな配慮もなされています。

LIXILリフォームショップ アース/(株)アース(東京都江戸川区)

インダストリアルな土間キッチン

インダストリアル風なキッチンにしたいんだけど、
オススメの素材があったら教えて!

男前でオシャレなモルタルの
土間キッチンはどう?
水や汚れにも強いので、
キッチンにはぴったりなのさ

土足という枠を超えた現代版・土間。こちらの実例は、ダイニング・キッチンの床をグレーのモルタルにして、インダストリアルな雰囲気に仕上げました。
フローリングや手すりのアイアン、モノトーンの壁・天井との相性もばつぐんです。

モルタルはセメントに水・砂を加えて練り上げた素材。派手な主張はしませんが存在感があり、さまざまな素材とコーディネートしやすく、空間を引き締めてくれます。
ムラを残した塗り方もできるので、クールでありながらあたたかみも感じさせます。経年で細かなヒビが入ることもありますが、DIYで補修が可能。

さらに汚れや水に強いので、調理時の水はね・油はね、食べこぼしなどが気になるダイニング・キッチンにはうってつけ。
フローリングと異なり細かな凹凸もないため、掃除がしやすいというメリットもあります。
家具を移動する際のキズも気にしなくてよいので、スタイリッシュでタフなキッチン空間がつくれます。

西脇建設(株)(新潟県妙高市)

みんなの集いの場となる土間リビング

おばあちゃんちの土間のような
人が集まる居場所を
新しい家でつくりたいんだ〜

玄関とひと続きの土間リビングは
どうデスか?
みんなが気兼ねなく遊びに
これますよ!

昔の民家や農家は入ったところに土間があり、ご近所さんが気軽に立ち寄れる集いの場でもありました。かしこまって家に上がることなく、茶飲み話に花を咲かせるのも日常の一幕でした。

この実例は、そんな懐かしい土間を現代的に解釈した住まいです。
インスピレーションは奥さまの祖母の家。広い土間があり、来客があるとみんなが自然に腰を下ろすコミュニケーションの場であったとか。
このような人と人とのつながりを新居でも取り入れたいと、リビングの一部を土間にしました。玄関からひとつながりになっているので、来客も気兼ねなくカジュアルに訪ねられます。

土間は広くつくると、夏場はひんやり涼しくなるのも嬉しいところ。
冬はこの実例のように薪ストーブを設置すれば、蓄熱効果であたたかく、生火を囲みながら集える場所となります。

エコワークス(株)(熊本県熊本市)

食事の場ともなるタイルの土間テラス

海外映画みたいにテラスで
食事をするのが憧れ!
開放的でしゃれた時間を過ごすには?

タイル張りのサンルームなんて
どうだい?
アウトドアとインドア、
両方の雰囲気が楽しめるよ

土間は時代とともに、素材や用途も自由になってきています。
タイル張りの開放的なサンルームも、現代版・土間と解釈できるかもしれませんね。

この実例では、映画に出てくるような暮らしをイメージして、タイル張りのサンルームをLDKの前に設けました。ダイニング・キッチンのすぐそばなので、好きな時にサンルームで食事ができます。

今回は食事などくつろぎの時間のためにサンルームを設けましたが、サンルームがあると、天気が悪い日でも洗濯物の室内干しができて便利です。
室内干しをしたあとは糸くずやホコリの掃除が面倒という声もありますが、タイルも掃除しやすい素材です。アイデア次第で使い方が広がりますよ。

和建設(株)(高知県高知市)

ライフスタイルの変化にあわせて、土間も進化しています。
タフでおしゃれ、そして実用性も兼ね備えた土間があると、暮らしの幅がぐっと広がります。
信頼できる地元の工務店とアイデアを練って、オリジナルの土間空間をつくってみませんか?

ご紹介した工務店のもっと詳しい情報はこちら

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