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心地よい暮らしのアイデア
- アウトドア・リビングの季節 ─わが家で思い切り外を楽しむ
家にいながらにしてアウトドア気分を味わいたい！
わざわざ外に出かける必要もなく、
好きな時に気軽に楽しめるのがアウトドア・リビングのよいところ。
庭やデッキ、バルコニー、ガーデンルームなどさまざまなタイプを紹介します。
わざわざ遠方に出かけずに、
家でキャンプ気分を味わいたいんだ〜
庭を空の下のリビングにしよう！
テラスにすると使いやすいのさ
家でもカフェのテラスみたいに
緑を見ながらくつろぎたいんだよね
デッキに深い庇を張り出すと、
内のような外のような雰囲気が
出せるんデス！
天気の良い日は、思い立ったらすぐに外でリラックスできるとうれしいですよね。
庭とデッキを適切につくりこむと、リフレッシュしやすくておすすめです。
この実例では、プライバシーを確保するために外には塀を立て、Ｌ字型の平面にあわせて広いデッキを張り巡らせました。
「ソトメシデッキ」と命名されたこの場所のポイントは、深く張り出した庇。
深い庇は、夏季の強い日差しを遮ってくれるだけでなく、内と外のよさを兼ね備えた、気持ちのよい空間をつくってくれます。
さらにここでは庭は築山状にしたことで、デッキとグリーンの高さがほぼ等しく、いっそう自然を親しく感じられる仕掛けも。
室内とデッキ、庭が連続してつながるので、一年を通じて緑・花・実のなる植物の移り変わりを感じられます。
Livearth & 大橋利紀建築設計室（（株）リビングプラザ）（岐阜県養老郡）
街中だと近隣の視線が気になりがち
家でアウトドア気分になれる
方法ってあるの？
2階にバルコニーをつくろう
人目に触れず、
空に近いのもうれしいのさ
わが家でアウトドア気分を満喫したいけれども、
街中だと隣家の視線が気になったり、音や匂いが迷惑にならないかと気が引けて……。
そんな場合は、2階にバルコニーを設けるのも手です。
この実例ではガレージの上に21畳にも及ぶ広いバルコニーを設置。
リラックスできるベンチも造り付けました。
さらにジェットバスを設置して、自宅に居ながらにしてリゾート気分も味わえます。
ジェットバスを配置した場所には、高く壁を立ててプライバシーを確保。
晴れた日にはバルコニーからの見晴らしもひときわよく、ぜいたくな家時間を満喫できます。
（株）ハウジング重兵衛（千葉県成田市）
庭を見ながらソファやテーブルで
ゆったりお茶や食事を
楽しみたいんデス
光がたっぷり入る
ガーデンルームはどう？
インテリアにもこだわれるよ
リビングよりは、もう少し非日常感が欲しい。
デッキよりは、もう少しインドア感が欲しい。
そんな時には、ガーデンルームをつくってアウトドア・リビングにしてみてはいかが。
ガーデンルームのメリットは、インドアでありながらアウトドア気分になれること。
雨が吹き込む可能性もあるデッキと異なり、濡れる心配は不要。
好きなソファやテーブルを持ち込めば、オリジナリティある居場所をつくれます。
日中はさんさんと光が差し込むなか、庭の緑を眺めながら読書をしたりお茶を楽しんだり。
夜は庭をライトアップすれば、また違った雰囲気が味わえます。
雨天時には洗濯物を干すインナーテラスとしても使えるので、何かとお役立ち。
囲われたインドア空間なので、花粉症やPM2.5などでお悩みの方にもおすすめです。
グランド工房久留米店（福岡県久留米市）
敷地の状況や、どのような楽しみ方をしたいかによって、アウトドア・リビングのつくり方は違ってきます。
今回は、庭やデッキ、バルコニー、ガーデンルームなど、異なるバリエーション4種を紹介しました。
信頼できる地元の工務店と相談しながら、ライフスタイルにあったアウトドア・リビングをつくってみましょう！
ご紹介した空間実例は、
「いい家ネット」加盟工務店のものです。
このリフォーム実例では、室内から気軽に外に出られるようにリビング・ダイニングの前にウッドデッキを新設。
さらに既存の庭は、再利用した大谷石を敷き詰めたテラスにしました。
バーベキューや焚き火を楽しめるよう、炉も設置。
専用の道具を購入してその都度、出し入れするのもよいですが、最初から庭の一部として炉をつくっておくと、見た目にも楽しくなるものです。
大谷石は、加工がしやすいことから古くより建築に用いられてきた石で、ミソという凹凸のあるやさしい表情が魅力。
現在でもエクステリアだけでなく、室内の床・壁などにも使われています。
このように石やタイル類でテラスをつくると、バーベキューなどをした後の掃除もラクで、ほぼメンテナンスフリーというメリットもあります。
館林林業（株）（群馬県館林市）