
【ひとつに繋がる家】茨城県つくば市
家族構成:夫婦+子ども
構造:木造
規模:2階建て
延床面積:160.23㎡
設計・施工:株式会社柴木材店
多趣味な家族のために、収納スペースをしっかりとつくった住まい。モノのしまう場所をしっかりと決めることで、いつでもすっきりと片付いた家になりました。
多趣味のため物が多く、これまでの住まいでは収納不足が悩みだった建主ご夫妻。プランニングでは「物が出しっぱなしにならず、しまう場所がしっかり決められている家」を目指しました。
かさばるスキー板やアウトドアグッズの収納のために、玄関前には大型クロゼットを設置。ここはスキー板のメンテナンスルームも兼ねています。また音楽好きのご主人のリクエストに応え、リビング横に音楽室を配置。二重サッシにして防音効果を高めた窓越しに家族の様子を見ながら、趣味の時間を堪能できます。レゴ好きな子供のために、リビングには専用の収納スペースもつくりました。
家事動線にも配慮されており、キッチンから水まわり、浴室までを1列に配置。パントリーからキッチンまでもひとつながりの動線で、ストレスなく家事を進められます。木を多用した造作のキッチンは見た目に美しく、使い勝手も抜群です。
寒さ、暑さを苦手とするご夫妻のために、壁には断熱材としてセルロースファイバーをすき間なく充てん。断熱性能が高まり、外気の影響を受けにくい構造となりました。また、太陽のエネルギーから熱と電気をつくり出し、全館冷暖房、換気、給湯に利用するOMXを搭載。東西の窓には遮熱ガラス、南北の窓には高断熱ガラスをセレクトしたことで、夏の日差しを遮りながら、温かな冬の日差しを室内に取り込んでいます。
吹抜けのあるリビングから庭に向けた大きな開口部には、フルオープンにできるワイドサッシを採用。デザイン性の高い木製枠と高い気密性、全開放した時の開放感にひと目ぼれをして、家づくり当初からこのサッシをリビングに入れたいと決めていたとか。庭の施工も住まいの設計・施工を担当した「柴木材店」に依頼。建物と外構をトータルで依頼したことで、窓からの眺めと室内の美しい調和が楽しめます。
写真:①②③④渡部信光 ①②③④以外 渡辺慎一