土間、ガレージのある
収納量&眺望が抜群の
平屋の家

【広がる空と眺望を楽しむ家】埼玉県北本市

家族構成:夫婦

構造:木造

規模:1階建て

延床面積:102.00㎡

設計・施工:株式会社バウハウス

  • 新築

絶景のロケーションに建つ平屋の住まい。アウトドア派なご夫妻の共通の趣味であるキャンプを思い切り楽しめる大きなガレージが自慢です。

自然を身近に感じられる仕掛け

埼玉県中東部に位置する自然豊かな場所に建てられた、平屋の住まい。敷地の南側にはクリやイチョウの木、西側はゆるやかに下る草原の傾斜地、遠くには秩父、南アルプスの山並みを望める絶好のロケーションです。

プランニングにあたってご夫妻が希望したのは、自然を身近に感じて暮らせること、平屋であること、そして、土間とガレージがほしいことでした。また、家づくりでいちばん大切なのは住み心地。ストレスがあるとせっかくの眺望も台無しになるので、家の断熱性能にこだわり、一年中快適な空間を実現しました。間取りはイメージをスケッチに起こし、「バウハウス」に相談。東西に長い横長の敷地を生かし、リビングダイニングからはもちろん、寝室やお風呂からも眺望を楽しめるプランを採用しました。「プロのアドバイスで建物や窓の性能を高めたおかげで、夏も冬も快適。きれいな空気は特に気に入っています」とご主人は語ります。

アウトドア派のご夫妻の共通の趣味はキャンプ。玄関脇に設けた土間には、ご夫妻が所有しているたくさんのギアを収納できる専用の収納スペースを確保しました。母屋に隣接して建てたガレージにもセンスよく道具類を並べ、自然あふれる環境の中、コロナ禍でも充実したおうち時間を楽しんでいるそうです。

春には新しい家族が増える予定。「家の中も外もたくさん遊び場があるので、子どもにはのびのびと育ってほしいですね」と奥さま。自然豊かな環境のわが家で、アウトドアライフを目一杯満喫したいと話してくれました。

アウトドア関連の道具がずらりと並ぶガレージ。DIYで物作りをするほか、ときにはキャンプ仲間を呼んで夜通し語らうこともあるそうです。

薪ストーブが主役のリビングは、ダイニングと一体になった大空間。大きな窓からは、緑豊かな樹木や山なみを楽しむことができます。

システムキッチンは収納力抜群の「アレスタ」(LIXIL)。奥のパントリーには普段の食材だけでなく、災害時の備蓄もストックしています。

■キッチン

キッチンは対面式。窓の外に広がる景色を見たり、家族と会話したり、楽しく作業できます。カウンター部分は30㎝の立ち上がりを設け、ダイニング側からは手元が見えないよう設計しました。

■玄関土間

アウトドア好きのご夫妻の希望でオーダーした土間。造作の棚は、規格サイズの板を切らずに使うことでコストダウン。奥行き40㎝の棚板は高さを自由に変更でき、ひと目で何があるのかわかるので出し入れもラク。

■寝室

南側の窓から、樹木の緑が絵画のように楽しめる主寝室。ウォークインクロゼットを隣接させることで、身支度の時間を軽減しました。

■フリースペース

本類やミシンなどを置いた趣味のスペース。天井がふさがれてないので、リビングダイニングにいる家族の声や気配も程よく届きます。

■玄関

断熱性能を重視した玄関ドアは、引き戸タイプの「エルムーブ2」(LIXIL)。杉板の外壁には木材保護塗料を塗装しています。

■外観

木や石などの自然素材を多用した家は、時を経るごとに深みと味わいが増すのが魅力。道路側には薪ストーブ用の薪棚を置いて塀代わりに。

写真:渡辺慎一

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