完成後の
家族の変化にも対応する
ゆるやかなLDK

【Y様邸】東京都世田谷区

家族構成:夫婦+子ども2人+祖母+曾祖母+猫

構造:木造

規模:2階建て

延床面積:254.09㎡

設計・施工:株式会社テラジマアーキテクツ

  • 新築
  • 二世帯住宅
  • 通り土間
  • 大開口
  • 屋上
  • 動線

子世帯と親世帯を通路状の土間でつないだ二世帯住宅。庭で茂っていた庭木を最大限残すように配慮されており、建て替え後も昔の住まいの面影を残しています。追加工事で設置した屋上では家族で食事を楽しむなど、この家での暮らしを満喫しています。

「通り土間」のある二世帯住宅

祖母の代から住んでいた家を建て替え、二世帯住宅にしようと決めたYさんご夫婦。築70年の家は風情ある佇まいでしたが、冬は寒く、耐震性にも不安があったことが建て替えの決め手になりました。新しい住まいは、「通り土間」を挟んで親世帯と子世帯が向き合うプラン。通路状の土間を挟んで母屋と離れのあった、以前の住まいをなぞらえるように再現しています。また庭で茂っていた大小数百本の庭木は、最大限残すように配慮されており、親世帯のリビングからの庭の眺めは建て替え前とほとんど変わらず、昔の面影を残しています。

LDKは東西に大きな開口部をとったプラン。「窓から庭木がのぞくと〝そろそろ柿の実が熟してきたね〞と家族の会話もはずみます」と、季節の変化を身近に感じる毎日をおくっています。家の完成から4年後に追加工事で設置した屋上は、野菜を育てたり、家族でバーベキューをしたりと、家での時間をさらに充実したひと時にしています。「最近では外出自粛などで家族と一緒にいることが増えましたが、もともと家にいる時間を楽しむために建てた家なので閉塞感は感じませんね」と、この家ならではの楽しみを堪能しています。「通り土間」を挟んだ二世帯のプランは、二家族に心地よい距離感を演出。長女はこの土間を頻繁に飛び越え、気軽に祖母宅で過ごしているとか。この「通り土間」は前庭と奥庭をつなぐ役目も果たし、1階に明るい光をもたらす存在。家の中のどこにいても気持ちよい光と瑞々しい緑が窓からのぞき、日々の暮らしを気持ちよく彩る住まいです。

「通り土間」は、知人が訪れた時に気軽に立ち話ができるスペースでもあります。特に娘はこの「通り土間」を気軽に超えて、親世帯に遊びに行っています。

母と祖母が暮らす親世帯スペースには、以前の家の建具を使ってもらったので、懐かしい雰囲気です。庭の眺めが建て替え前とほとんど変わらないのもうれしいですね。

気がつけば家族が集まっているLDK。3方向から光が差し込むので、日の動きがダイレクトに感じられます。窓から庭がいつも目に入るのが気持ちいいですね。

■リビング

バルコニーに面したリビングスペース。広い空間が単調な印象にならないよう、床レベルを変えて空間にメリハリをプラスしています。階段の吹き抜けからも明るい光が差し込み、自然に家族が集まっていることが多いそう。

■キッチン

料理好きで、来客のおもてなしも得意な奥様がこだわったキッチン空間は、リビングダイニングに自然に視線が向かいます。カウンターにはグラスホルダーを設置し、大勢の来客にも対応できるようにたくさんのグラスを並べています。

■屋上

2015年の竣工後、屋上を使えるように改修しました。野菜を育てたり、BBQをしたりと多様に過ごせるスペースです。ピクニック風のランチをとったり、バイオエタノール暖炉で炎を楽しんだりと、暮らしの楽しみを広げます。

■親世帯

1階を中心とする親世帯と子世帯をつなぐ通り土間は、気軽に行き来できる、程よい距離感を演出しています。親世帯は既存の家の建材を使用し、和の空間を意識しています。祖母のために、織物機が置けるアトリエも配置しています。

■子ども部屋

リビングからスキップフロアで連続した子ども部屋。3方向に窓を設けているので、明るく気持ちのよい空間になっています。斜め張りのフローリングが個性的な印象を演出しています。

■外観

昭和13年頃には既に植えられていたというモチノキを残すために、屋根部分に穴を開けて枝をとおした門まわり。緑が優しい印象を与えています。道路側からの視線を遮っているので、プライバシーも確保しています。

設計・施工

株式会社テラジマアーキテクツ
東京都目黒区東が丘2-12-20

テラジマアーキテクツは1958年に工務店として創立し、東京・神奈川の都市部の住宅地を中心に、60年以上に渡って住まいを造り続けてきました。都市部ならではの住まいへのニーズを熟知した建築家たちが、「光と風」をテーマに、その場所で最も心地よく暮らせる家を一棟一棟デザインし、シンプルモダンな注文住宅をご提案いたします。

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