こだわりの和風住宅で
介護をしつつ快適に暮らす

採光と使い勝手を大幅に向上。

[T様邸]栃木県宇都宮市

LIXILメンバーズコンテスト2012

リフォーム部門・地域優秀賞受賞作品

家族構成:夫婦+子供1人+お父様

築年数:35年

改装床面積:

 1階床面積 195.32㎡

 2階床面積 42.23㎡

施工面積合計:237.55㎡

設計・施工:株式会社ドクターリフォーム・サンセイ

  • リフォーム

父の介護を機に同居を決意。思い出と愛着のこもった入母屋の和風住宅のよさを生かしながら介護も日常生活も快適に営めるように快適性と使い勝手を大幅に向上。採光・通風の工夫も施して明るく気持ちの良い家になりました。

既存の建具や部材を生かしつつ明るい雰囲気にリニューアル

Tさんの実家は築35年。お父様がこだわり抜いて建てた入母屋の本格的な和風住宅でした。お父様がケガをしたことをきっかけに、リフォームして同居することになりました。

「全体的に光が行き渡らず、北側のLDKは日中でも暗い状態でした」。T邸のリフォームを担当したドクターリフォーム・サンセイの佐藤弘人常務はリフォーム前についてこのように振り返ります。

既存家屋に対してのお父様の思い入れを大切にするため、外観や間取りについて大きく変えることなく、介護も日常の生活もしやすい住まいに。そんな要望をもとにプランニングがスタートしました。

ポイントとなったのは生活の中心となる1階のLDKです。壁側に向いていたキッチンを対面式に変更。既存の梁を表しにして天井高を確保し、天窓を新設することで明るい日差しを取り込みました。

キッチンの北側には食品庫と勝手口を設けました。勝手口からは洗面室、浴室へ直行できる動線も用意されました。「農作業のあと、すぐに入浴できて便利です」とご主人は大満足です。

リビングには小上がりの畳コーナーも設置。掘り込み式になっているカウンターで、ご主人は読書を楽しみます。ここには日常づかいのモノを収納する吊り戸棚も用意されました。また畳の下には引き出し式の収納も隠されています。

北側の和室のひとつは奥様の趣味室に。この部屋にも天窓を取り付けて、パインの無垢材を床に張った室内を明るく仕上げました。「北側にある部屋とは思えません。無垢材の温もりがとても居心地がいいです」と奥様。

LDKの南にはお父様の部屋を配置。常に家族の気配を感じることができる距離感となりました。部屋の内外の床面はフラットになり、バリアフリーに。廊下には手すりが付けられて、お父様のリハビリにひと役かっています。

写真正面に見えるのはお父様の個室。LDKに隣接させました。

対面式となったキッチンは視界が広くなりました。大きな引き戸を開ければ、玄関ホールともひと続きに。キッチン横の小上がりは、ご主人の書斎コーナーとして使われています。

AFTER
すっきりと明るくなった廊下。壁面には、お父様のための手すりが設置されました。

BEFORE
リフォーム前の廊下の様子。昼でも日が入らず暗い場所でした。

■玄関

以前の雰囲気を残した玄関。既存の檜の床板を削り直して、美しい風合いを引き出しました。正面には飾り棚を設けて、空間に奥行きを演出しています。

■寝室

1階東側にある寝室。掃き出し窓の外にデッキを新設して、外への広がりが生まれました。

■趣味室

天窓を設けることで見違えるほど明るい空間に。床のパインの無垢材が温もりを漂わせます。

設計・施工

株式会社ドクターリフォーム・サンセイ
栃木県宇都宮市岩本町394-5

1973年に設立。1994年に「ドクターリフォーム」のブランド名で本格的にリフォーム業に転換。その後、テレビ番組でリフォームチャンピオンになるなど、各種のコンテストで受賞を重ねることに。

社名の由来は「清く正しく誠実な住まいのお医者さん」。こだわりの設計施工一貫体制で快適にデザインするリフォームのプロ集団です。施工エリアを栃木県内に限定しており、生活に密着した提案を得意としています。

山口社長の自宅も自社でリフォームし、「息吹の家」として公開。細部に至るまで技術力、発想力が盛り込まれており、見学に訪れた顧客にリフォームのヒントを提供しています。

東日本大震災以降は、より一層、顧客に安心してリフォームを依頼してもらえるよう、社内の勉強会や現場での施工チェック体制を強化。「強くてステキなリフォーム」を念頭にデザイン・設計・施工に取り組んでいます。

掲載:2013年8月
画像提供/生活応援情報マガジン『トチペ』(撮影/小池亮輔)

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