片流れ屋根が特徴の
モダンな塔の家

[Y様邸]

第17回TH大賞

中小規模部門優秀賞受賞作品

家族構成:3人(夫婦+子供1人)

構造:木造軸組3階建て

1階面積:21.81㎡(6.59坪)

2階面積:21.81㎡(6.59坪)

3階面積:21.81㎡(6.59坪)

延床面積:65.43㎡(19.77坪)

設計・施工:株式会社源工務店

  • 新築

建坪わずか6.5坪、間口2,820mmの狭小住宅。しかし、中に入ると4層3階建てのスキップフロアにより、外観からは想像もつかない広がりのある空間が実現しています。

スキップフロアでつながりを持たせた、狭さを感じさせない狭小住宅

元は長屋だったという敷地面積10.39坪の狭小地に建つY様邸は、クリーム色で落ち着いた雰囲気を醸しだすモダンなデザイン。メタリックな玄関ドアとガルバリウム鋼板の台形庇は、個性がなくなりがちな狭小住宅の外観にアクセントを加えています。

Y様の要望は、娘さんの個室、仕事が出来る書斎、明るく風通しが良いことでした。これを実現するために出した答えが空間を最大限に生かせる4層3階建てのスキップフロアでした。これによって、子供部屋、寝室、書斎、リビング、ダイニング、水回りの3LDK+床下収納のプランが実現しました。

狭さを感じさせない工夫として、階段をスリット階段にし、水回りと子供部屋以外には扉を設けないことで、視線を遮るものをなくして空間に広がりを与えています。

また、温かみのあるパインの無垢フローリング張り、真っ白のクロスで仕上げた内装は、圧迫感を感じさせないだけでなく、部屋の中が明るく感じられ、開放感溢れる空間作りに一役買っています。

施主のY様はこう言います。「他の住宅会社から提案されたのは、どれも真ん中に階段を設置し、部屋が完全に分かれているものばかりで、私たちの求める家ではありませんでした。敷地の狭さからできないと言われたりもしました。でも源工務店さんが提案してくれた各部屋がつながったプランを見て一目で気に入りました。」

いたるところに狭さを感じさせない工夫が施されたY様邸は、ご家族の要望に見事にこたえた住まいとなっています。

■玄関ホール

収納をたっぷり確保した玄関ホール。正面の7段の階段を上ると水回りとなる。

■階段

階段脇の壁には壁厚を利用した照明を設置。デザインのアクセントになっている。

■階段

スキップフロアの各フロアをつなぐのがスリット階段。視点間距離を伸ばす工夫。

■リビング

ダイニングキッチンとスリット階段によって連動するリビング。ちなみに置いてあるピアノは分解して持ち上げた。

■ダイニングキッチン

機能的なダイニングキッチン。冷蔵庫は階段の間にうまく収めている。スリット階段がリビングとの空間的なつながりを確保している。

■洗面・浴室

コンパクトにまとめられた水回り。ドアを引戸とし、将来、洗濯機の入れ替えなどのときに作業がしやすいようにしている。

■書斎

ご夫婦揃って教員のY様が強く要望し確保された書斎スペース。デスクの裏手に構造用合板で壁一面の書棚が作られ、使い勝手がいい。

■主寝室

最上階に位置する主寝室。空間を少しでも広くするために梁をあらわしにしている。

■子供室

片流れの屋根勾配を利用したロフト付きの子供部屋。

設計・施工

株式会社源工務店
東京都豊島区南長崎4-5-21

「お客様の求めるものを、お客様から言われるのではなく、こちらから先回りして提案し、喜んでいただく。いまの時代はそんな提案力が求められていると思います」そう話すのは、東京都豊島区の株式会社源工務店の望月社長。

建築家と組み、お客様から徹底的にヒアリングすることで、お客様が満足するプラン提案をしてきました。

敷地調査、お客様からの3段階に分かれた要望書、税金まで含めた資金計画などの事前準備をしっかり行い、そのうえで、要望に対する優先順位を見極めます。実現できないものはヒアリング段階で説明し、納得のうえでプランニングをしていきます。

「お客様は、当社のような小さな工務店に対して最初は疑心暗鬼。しかし、そこでしっかり提案し、OB施主様のお宅に連れて行って良いところばかりでなく失敗談も話していただく。それを繰り返していくうちに、ここなら任せてもいい、と思っていただけるのだと思います。」と望月社長は言います。

「お客様の家を自分の家だと思って作っていますので、お客様の笑顔が一番うれしいですね。」という望月社長。
これからも、徹底したヒアリングでお客様の夢を叶える家づくりをつづけていくことでしょう。

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