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階段が素敵な家に…で、
1ヵ月の梯子暮らし。
渋沢さんのお宅は地下1階、地上3階と屋上で、各フロア1室の構成。細かい間取りにすると 暗い部屋や無駄なスペースができてしまうので、思い切った構成にしたといいます。
つまり、どの部屋に行くにもいずれかの部屋を通るわけで、そうなると階段の存在はとても大切。そこで階段室を作らず、階段を室内に上手に取り込んでいます。
「海外のインテリア雑誌などには、階段が素敵だなと思う家が多いのに、日本の家の階段は廊下の延長みたいな感覚で…」味気なさを感じていた渋沢さん。そこで「階段が素敵な家にしよう」と決めていたといいます。
なるほど、どのフロアの階段もそれぞれまったく違う表情の個性的なデザインです。中でも圧巻は2階リビングで真っ先に目に飛び込んでくる、3階キッチンへと伸びる螺旋階段。
窓フレームやフレンチドア同様、インターネットでアメリカにオーダーしたものですが、工事期間に間に合わず、なんと納品は引越しから1ヵ月後に。
「でも気に入ったから諦めたくなかった。間に合わせで妥協した階段を長年使うより、1ヵ月我慢して、その先ずっと大好きな階段で満足して暮らすほうがいいでしょう」というわけで、なんと1ヵ月間、キッチンへ梯子で上がり降りしていたという前向きさ。
その後アメリカからキットで届いた螺旋階段を、大工さんと一緒に組み立てて見事に設置完了。待った甲斐のある、望みどおりの「階段が素敵な家」が実現しました。
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