|
一目惚れの土地に建てた質実剛建のこだわりの家
ご主人ともども関西出身の益永みつ枝さん。仕事には東京がいいけれど、いずれは関西に戻り、海の見える場所に住もうと考えていたそうです。その益永さんが千葉県富津にビーチハウスを建てたのが3年ほど前。アクアラインを渡って国道127号におり、目的地まで60kmの道路標識を見て「遠いなあ」とドライブを断念し、連れていた犬を散歩でもさせようと潮風に誘われて海岸へ出て、この土地に出会い、なんと一目惚れで購入してしまったそうです。
「その頃は、目一杯仕事してもうクタクタの毎日。仕事モードをリセットしないといずれパンクしてしまう…そんな状態で、そろそろ変えたい、変わりたいと思っていたところ」
犬を飼い始めたのも、この土地に出会ったのも、癒しが必要なサインだったとニッコリ。
ご自身を「何でも作ってみたい団塊の世代だ」といい、住宅企画プロデュース会社『F・O・B HOMES』も運営している益永さんが、このビーチハウス建設のコンセプトにしたのは、なんと「質実剛建」。「質実剛建=無粋と思うのは、固定概念が強すぎる。家自体は頑丈でシンプルであればよくて、あとは自分が何が好きかをしっかり考えて、中途半端に妥協をしない。そうすれば気持ちのいい暮らしができると思う」
なるほど、重量鉄骨とコンクリートの厚い壁でしっかり作られた建物は、天井を高くとり、壁はすべて白というシンプルさ。「白い壁は、そこに置いたもの、そこで動く人間がいちばん美しく見えるから」という徹底した美意識が、質実剛健というコンセプトを昇華しています。
|