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「着工から完成まで約一年。このログハウスは、教材として、生徒さんたちに教えながら建てました。木材は唐松と赤松です。本当は、一種類の方がいいんですけどね」
これまでも各地でログハウス作りの体験教室を開催してきた清水さんにとって、これは18軒目の作品。 「ログハウスの場合、最初にサイズを決めたら、特に“設計”は必要ないんです。建てながら『もう一本分、天井を高くしたいな』と思ったら、その辺の木を切って…という具合」
この家も、土台から作りつつ、屋根やドアなどのデザインを決めていったそうです。
「家の下と上では木の色が違うでしょう? 生木を使うので、年月の経過が一目でわかりますよね。木もだんだん縮んでいくので、少し隙間を開けながら建てるのがログハウスの鉄則です」と体験も豊富な清水さん。その言葉には、知識とともに、木に対する深い愛情が込められています。「実はここに『ちゃっかり住んでしまおう』ともくろんでいたんですが、施設の受付に取られてしまってね…」
その施設とは、清水さんが校長を務める「自然樂校」。河口湖から近く、森の中にある約四千坪の広大な敷地に開ける“自然体験施設”です。「森と湖の楽園」と銘打ったこの施設では、ログハウスを始め自然素材を活かしたクラフトから、釣りやカヌー、トレッキングやバイクツーリングによるアウトドアスポーツ、野外料理など、種々の講座が受講できるほか、敷地内の自然食レストランで食事したり、ツリーハウスでのんびり昼寝したりと、さまざまな自然体験が楽しめる構成になっています。
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