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暮らしのセンスアップ講座
> タイルで楽しむ表情豊かな空間作り
住まいの様々な場所で活躍しているタイル。
素材やデザインが豊富で、組み合わせは無限大。
アイデア次第で個性的な空間を演出することができます。
今回はそんなタイルを使った、簡単な手作り小物やコーディネート例までをご紹介します。
タイルは、土器や陶器の焼き物の技術を発展させた建材。装飾性や耐水・耐久性に優れていることから、古代より宮殿や寺院建築などに使われ、内部や外観を彩ると同時に、風雨や災害などから建物を守ってきました。
タイルは水に強く、掃除がしやすいので、水まわりに採用しているお宅も多いことでしょう。特に、水や油、食材などの汚れがつきやすいキッチン空間に、タイルは最適。熱にも強いので、カウンターの上に張れば、熱い鍋を直に置けて便利です。
また、LDKや玄関の床には、焼き物風のテラコッタ調タイルを使うと汚れやキズが付きにくく、お手入れも簡単です。さらに、リビングから屋外のテラスまで続けて敷けば、連続性が生まれ、より広い空間を表現できます。夏はタイルのひんやりとした質感が心地よく、冬も床暖房との併用で、足元を快適に保ちます。
そのほか、トレーやコースター、鍋敷きなど、自分で作るキッチン小物の材料としてもぴったり。材料で人気なのが、今回作り方をご紹介している繊細で表情豊かなモザイクタイル。表面積が小さく、複雑な施工に適しています。なかでも、透明感のあるガラスモザイクは、モダンなインテリアによく馴染みます。
専門店で気軽に1枚から購入でき、張りつけも意外と簡単なタイル。小物を作ったり、ワンポイントで張ったり、楽しみ方は色いろ。我が家流のタイルコーディネートに挑戦してみてください。
子供部屋の壁面をタイルでコーディネート。幼児期は、赤や黄色、オレンジといった色に敏感です。明るいアクセントカラーのタイルを子供の目線の高さに張ることで、感性を豊かに育てます。
手作り
雑貨
トレー&コースター
並べて張るだけなので、初心者でもOK。
かわいいモザイクタイルで、食卓を彩りましょう。
使用しているタイル
表面積50cm
2
以下のタイルをモザイクタイルと呼び、外壁用・床用・内装用などがあります。
ジュエリーモザイク
(10mm角)
裏にネットがはってあり、目地を詰める時はネット状のまま張るとキレイに張れます。目地を詰めない時はネットからはがして使いましょう。
ガラスモザイク
(20mm角)※色違い
紙のはってある方が表です。目地を詰めるときは紙を表に向けて張り、接着剤が乾いたら水に濡らした布で紙の上から拭くと紙がはがれ、きれいに仕上がります。
トレーの作り方
上手に作る
ポイント
(1)接着剤が完全に乾いてタイルが動かなくなるまで目地材を入れない。
(2)目地材を練るときは、水を1度に入れず、少しずつ足して練る。
材料と用具を用意する
ベース/木製のトレー(張り付ける面の寸法=横32.8cm・縦21.6cm)
材料/ジュエリーモザイク(濃紺248個、白76個)、ガラスモザイク(白33個、青9個)、接着剤、目地材(100g)
用具/ハサミ、カッター、ボウル、水30ml、ゴムべら、手袋、ウェットティッシュ、乾いた布またはティッシュ
※目地材と用具の一部は写真なし。
接着剤を塗る
トレー全体に接着剤を走らせてから、ヘラなどを使って均一に広げる。
タイルを張る
周り→目立つ柄→柄周りの順に張っていく。接着剤に練り込むように強く押し付ける。
全体のバランスを整え、乾かす
目地幅が気になるところを整え、はみだした部分は接着剤が乾く前に拭き取る。完全に乾くのを待つ(約10分)。
目地材を練る
ボウルに目地材を入れ、水を少しずつ加えながらゴムべらでよく練り、お味噌程度の硬さにする。
目地材を塗り込む
ゴムべらの弾力を利用して、タイルの目地に押し込むようにして塗り込み、隅々まで詰める(ゴムべらを30度位の角度で動かすとよい)。
指で目地を整える
指を斜めに動かし、目地材に入った空気を抜きながら(プツプツ音がする)、タイルの角がきちんと出るように目地を整える。
表面を磨いて完成
目地材を乾かしたあと、乾いた布やティッシュで表面を磨く。余った目地材は、水道に流さずに新聞紙などに包んで処分する。
コースターの作り方
材料と用具を用意する
ベース/コルクフレーム(100角用・貼り付け面=9.7cm角)
材料/ジュエリーモザイク(濃紺32個、白25個、水色24個)、接着剤
用具/水を入れたボウル
シートを水につける
裏にネットがついた状態のタイルは、水につけてしばらくおき、ネットをはがす。
ベースに接着剤で付ける
「トレーの作り方」の2〜3を参照して張れば完成。
DIY
キッチンの模様がえ
タイル張りのキッチンを簡単にリフォーム。
現状のタイルをはがさずに、デザインタイルを上から張るだけでOK。
[用意するもの]
タイル、洗剤、アセトン(または除光液)、エポキシ接着剤
[張り方]
油汚れを落とす
まずタイル表面に付いている油汚れを完全に落とす。中性洗剤で拭いたあと、さらに中性洗剤を含ませたティッシュなどをはりつけて油汚れを取る。仕上げにアセトンで拭く。
タイルを張る
エポキシ系や万能タイプの強力接着剤でタイルを張る。
自然な風合いを生かした素焼き風タイルに、果実のポイントレリーフを張って、新たな表情に。
監修/株式会社INAX
タイル建材、住宅設備機器などの提供から、資源リサイクルを視野に入れた地球環境保全のための技術・商品を開発。幅広い事業分野で「環境美の創造と提供」に取り組んでいる。
http://www.inax.co.jp/
写真提供/株式会社エヌ・ヴイ企画(日本ヴォーグ社グループ)
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