横浜市の耐震リフォーム補助金制度(横浜市耐震改修促進事業制度)を利用し、戸建ての全面耐震改修リフォーム工事を行いました。
受けた補助金は、上限額の225万円。
壁補強・基礎補強・屋根軽量化などを総合的に考慮し、A様邸にもっとも適した耐震設計プランを設計・施工しました。
世帯属性 | 単世帯 |
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建物種類 | 一戸建て |
工法 | 木造軸組 |
階数 | 2階建 |
立地属性 | 都会狭小型 |
所在地 | 神奈川県横浜市港南区 |
特長 |
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耐震診断の結果を踏まえ、壁補強・基礎補強・屋根軽量化などを総合的に考慮し、最適な耐震設計プランを作成します。
筋交いのサイズ、補強金物の種類、釘のサイズや釘を打ち込む間隔に至るまで、補強箇所により全て異なります。全ての部材を、耐震プラン通りに使い分けなければなりません。
まずは、床・壁・天井を解体します。
壁内部を見ると、柱の数は少なめで、筋交いは1本も入っていなかったことがわかります。
また、補強すべき壁には、基礎がありません。そのため、基礎を新設していきます。
まずは壁を支えるコンクリート基礎を新設。
続いて、壁の柱を増やし、筋交いも設置し、壁を強化します。
筋交いは強度を高めるため、補強金物を使って既存の柱にしっかりと取り付けます。
和室の角の壁内部に、筋違い(斜めの部材)を設置します。
この、柱と柱の間に斜めに設置する「筋違い」は、建物への特に横からの衝撃を緩和する役目があります。
よって、 建物が地震で横に揺さぶられた時に、建物のねじれを防ぐのに効果的です。
地震の際、特に大きな負担が掛かる建物の角。そのため、耐震補強するのに効果的なポイントです。
こちらも、まずは壁の内部に筋交いを設置します。
筋交いは補強金物を使用して、しっかりと建物構造体と一体化させます。
そして構造用合板、その上に仕上げ用の外壁サイディング材を貼り、完成。
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