ご夫婦が終の棲家に選んだのは窓からの緑が美しいマンションの一室。狭かった在来工法の浴室をひろげることからプランニングをスタート。随所に「木」と「石」をちりばめ、窓から見える緑が美しい別荘風のコーディネートをご提案させていただきました。
世帯属性 | 単世帯 |
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建物種類 | 集合住宅 |
工法 | 鉄骨・鉄筋コンクリート |
階数 | マンション |
立地属性 | 都会狭小型 |
延床面積 | 95m2 |
所在地 | 兵庫県芦屋市 |
特長 |
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キッチン横にはパントリー、洗面室へ繋がる便利な動線です。マンションではキッチンを移動すると排水勾配を確保するため段差が生じることがあります。今回はパントリーで勾配を確保する床上げを行い、それ以外はバリアフリーを実現しました。
間仕切りを取り払い、広々としたLDKに。窓を大きく見せるために、天井にカーテンボックスを設けカーテンを天井から吊るしました。間接照明(コーブ照明)も使って天井が高くみえるように施しました。床材はカーペットからフローリングへ。高級感のある幅広タイプで天然木のテイストが楽します。
ダイニングの壁面はシックなアクセントクロスを貼り、壁面ぴったりの収納を設置。アクセントクロスは、キッチン背面のタイルの色目に合わせてセレクト。インテリアは、フローリング(ブラックチェリー)の自然な木目の風合いと、白・茶・緑など、トーンを抑えた色合いで、緑につつまれた静かな別荘をイメージ。
LDKの空間に広がりをもたせるため、キッチンはフラット対面カウンターを採用。コンロ前には壁をつくり、汚れの飛散を防止するとともに廊下風のギャラリーに。キッチン前には陰影が美しい、調湿効果のあるエコカラット、キッチン背面にはモザイクタイルをあしらいました。
メラミンボードの木目柄の洗面台、ベッセルタイプの手洗いを採用し、左側の収納は、タオルを置くところはあえてオープンにして取り出しやすく、右サイドの壁は埋め込み収納で電動歯ブラシを置けるように設計しました。奥様のお気に入りは、間接照明でキラキラと美しく光るガラスのモザイクタイル。
洗面室の中にあり動線が悪い上に廊下から上がる段差があったトイレ。段差を解消するために配管を床上排水に変更し、バリアフリーを実現しました。ここにも洗面室と同じタイルをあしらい、全体で統一感のあるインテリアとなるよう配慮しました。
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