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家と健康
●室内環境が眠りの質に影響を与えます。
何かと忙しい日々のなか、充分な睡眠が取れていないなぁ、と感じている方も多いのではないでしょうか?充実した眠りを手に入れるには、睡眠に適した室内環境をつくることが大切。特に温度は眠りの質を大きく左右します。暑さや寒さでなかなか寝付けなかった経験、どなたにもありますよね。皆さんは睡眠に最も適した温度があること、ご存知でしょうか?
●熟睡に最適な室内温度があります。
もちろん個人差もありますが、夏期においては25℃前後(冬期13℃前後)がいちばん熟睡できる室内温度だといわれています。ある実験によると、目覚めた時の満足感・爽快感は25℃の環境で眠った人たちに最も多く、28℃まではまずまずの満足感を得られる割合が高かったとのこと。しかし、それ以上になると、身体をひんぱんに動かす浅い眠りが目立つようになり、目覚めた後も眠気やだるさを訴えるケースがたいへん多かったということなのです。
それでは、どうすれば充実した眠りをもたらす25℃に近い室内環境が実現できるのでしょうか?
●暑さを防いで、よく眠れる家にするには?
ここで意外と大事なのが、昼間の日射対策。夏場、特に西側の窓はほぼ垂直に陽射しを受け、そこから侵入する熱エネルギーはなんと、1m2あたり電気ストーブ1台分と同じともいわれています。さらに高気密住宅では、この熱エネルギーをより室内に溜めこんでしまいやすく、夜の寝苦しさの大きな原因になります。
この不快さを防ぐ秘訣は、窓の外側で日射を遮ること。窓の内側のカーテンなどで防ごうとしても、実は50%以上の日射熱が室内に侵入し、こもってしまうのです。しかし、窓の外側にスクリーンなどを設ければ、約70%もの日射熱をシャットアウト。うだるような暑さも緩和できます。
また、家自体の断熱性能が低ければ、冷暖房のロスが大きいため設定通りの室温になりにくく、外気温に眠りを妨げられがちに。そこで、外壁や屋根、床下などにおける断熱材の使い方がとても重要です。適所に隙間なく、しっかり施工されているかどうかで、その効果は全く違うものになってしまうのです。
この2点に気をつければ、冷暖房の併用により、効率よく快適な室内環境を実現できる住まいに近づくでしょう。家で過ごす時間は、起きているよりも眠っているほうが長い、という方もたくさんいらっしゃるはず。だからこそ、満ち足りた眠りが得られる住まいづくりを考えたいですよね。
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