Y邸は築170年という、新潟県内でも少なくなってきた古民家を、現代の住まい方にあわせて再生した住宅です。
新しい間取りは、もともとの平面構成の基本を極力変えずに、シンボルである大きな屋根の下にコンパクトにまとめたのが特長です。
コンパクトにしたといっても、実際には、陽当たり確保のために曳家作業もおこない、完成までに1年以上を費やした力作です。
建具や構造材はもともと使っていた古いものを、断熱は開口部のペアガラス化に加え、床、壁、小屋裏にしっかり断熱材を充填し、外壁には通気口を設ける新しい技術を。暖房は床暖房、キッチンにはIHヒーターなど最新設備を取り入れています。
また、水回りを1ヶ所に集中させ、動線を単純化して使い勝手を良くした上に、トイレは90歳の祖母の部屋から一直線の位置に配置。移動の支障もないようにバリアフリーです。
「古民家の趣は極力残したい」「高齢者が快適に暮らせるように」というお施主様の要望を、『古きものと新しきものをうまく融合』させ、現代民家として生まれ変わらせたことで、みごとに叶えています。
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